普通に生きたい僕であった(10)
まあそんな感じかな。
僕は今、体育の終わった後に戻っている。
「それにしても何で僕だけいうことを聞いてくれないのー!」古見は今さっきまでは嬉しそうだったのにこっちを見てから急にプンプンし始めた。
「何でかな、もしかしたら幼なじみだからじゃない。」僕は適当に済ませて、古見を自分の中から一体のけた。
「あ、ちょ、何、その適当返事は!」古見に言われたことは、右耳から入り、左耳から出ていっていた。
向こうで騒いでる古見はほっとくことにした。
「それで、次は何だけえ?」市川さんに聞くと、後ろにあった黒板を指さした。
「…も、もちろん知ってたとも。…シ、シラナカッタというかワスレテタ…」僕は少しおかしく感じて、変な声になってしまっていた。
えーっと、次の授業は体育館に行くこと?さっき体育したと思うんだけどな。
「それは違うよ。」すかさず転載 邊京(てんさいべきょう)が僕の様子から僕が考えていることをすかさず察して、声をかけてきた。
彼はとても転載な、国語、算数、理科、社会など、体育以外は天才的にいい生成期を今まで残していた。テストは必ず90点以上、手はほとんどの問題などであげている。
もちろん、手を挙げてはいけないときにはあげていない、「体育以外では」完璧人間だ。
彼の席は一番後ろから2番目の一番右だ。一応いうが、黒板は下にある。
〈後黒板〉
寝□□□□□□雲
転□真□□□□栄
□□□□派プ□図
□□仲□新古公
安心健□新□井市
〈前黒板〉
「これは新しく来た後輩の1年や、新しい先生、校長先生や年委員長(生徒の中から1年の委員長をしてもらうこと。違う言い方をしたら、学級委員長が1人しかいなくて、1年間務めるということだ。)などのお出迎えなんだよ。」
さすが天才の転載、僕の考えていたことまで分かるんだ。
「そういうことか。それじゃあ行くとするか。」僕は行こうとすると、裾を誰かにつかまれた。
「お前~、」
ギクッ 僕はゆっくりと後ろを向いた。
「もしかして手ぶらで出ていくとはしていないよな~。」
彼女の名前は瘧万久里(おこりまくり)。
とても怖い人第一の人だ。彼女は最初に会った人は全員、ヤンキーでも下がるような頑固男子だと思う。なぜかというと、万久里…じゃなくれ万久里さんは話し方も男子のよう、怒っているとき、声は少し低くなるため、男子の声に聞こえるし、いつ怒っているのかが声で分かる。しかし、服装を見ればすぐに頑固女子だとは分かる。だから、古見のように性別不明ではない。
「鉛筆、椅子、運動靴、フォルダーがいる。」僕はそれをじゅうんびして、ササっと廊下に出て、歩き出そうとした。
「ちょっと待ったー!」今度は先生だ。「廊下に並ぶように―。」どうやら先生はこのお迎え会のことで何かがとても楽しみなせいで、張り切りすぎたのかいつもと違う感じになっていた。
「はーい。」そこら辺からゆるーく声が聞こえてきた。