「エグレス…エルゼン…」ガーネさんは凍っていた。
「お前はいったい何者なのだ。」お父さんは険しい顔でエルゼンを見た。
「私は…彼の二人目なのですよ…」彼が黒い影をとると、僕だった。
「…」お父さんは険しい顔で考え事をしていた。
「ほ…本当にエグレスくん…」ガーネさんは青ざめていた。
目の前には相手のはずが、仲間の顔がいるのだ。
「ということは…」ガーネさんは横の部屋へかけていき、僕を見た。
僕はグースピグースピと寝ていた。「やっぱり…」ガーネさんは嘘ではないことが分かり、ぽとりと落ちた。
「でも…どうしてエルゼンくんが2人も?」すると、彼は数週間前のことを話し始めた。
「3週間前、僕はまだこの世界に存在しなかったんだよ。でも、彼はシャドウクリエイターを彼は使ったんだ。」「シャドウクリエイター?」お父さんはまだシャドウクリエイターのことは分かっていなかったらしい。
「シャドウクリエイターとは影を使って何でも作ることができるということだよ。でも、それは完全に黒い。影で作るのだからね。あの時、もう片眼につけていたものだよ。」「あの時とは?」「あの時だよ。壁をぶっ壊して彼がかっこよく登場した。」
「あれのことですか…」「あの時に使ったシャドウクリエイターという魔法で僕は作られた。彼は試しとして僕を作り、そのままどこかに行ってしまったんだ。多分誰かに呼ばれたのだろうけど。」「でも完全に黒くなるのでは?」「うん。勿論さいしょはまっくろで大変だったよ。暗くなると自分が見えなくなるし。でも一応こう見ても僕は彼と同じだよ。でも別にクローンだから一切何も食べなくてもいい。だから24時間ずっとどうにかやろうとしていた。毎日毎日修行をしたんだよ。そしたら気づいたら、なんかこんなに強くなっていたというわけだよ。色々大変だったけど今じゃ、町を1つ吹き飛ばすことのできるほどのシャドウボールは打てるようになったよ。でもそれは町のど真ん中で打てないんだよ。」「しょれはどうしてだ?」おとうさんは全くスキのないように警戒しつつ、聞き返した。「シャドウボールというのは光が当たると爆発するんだよ。だから町のど真ん中でやろうとしたら、僕が逃げる前に爆発するし、円形に爆発するから上に逃げても届くし、もしも逃げることができても多分地球の深くまで行くから処理が大変なんだよね。だから今はシャドウボールを保管してるってわけ。」「なるほど。」お父さんは警戒をしなくてもいいと判断したらしく、警戒の目から安心した目に変わった。「それよりそろそろ起きてくるのではありませんか?」「誰がだ?」「彼がですよ。」真っ暗の扉を指さし、ガーネさんは答えた。「やばい。」彼は黒い影で体をまた包み、まるで一切とかなかったかのようなふりをした。
そこへ、ちょうど僕が起きて、僕が来たらしい。
「それにしてもどうやって空気をこの中に持ってきたの?」ガーネさんはあることに気づき、聞いた。
「簡単なことだよ。やった方法は…」