百不思議の小学校‐死後から2カ月たった日
日本の中に貝日小学校という小学校がありました。その学校にはたくさんの不思議なことが起きるという言い伝えがあります。100個以上もあると予想されているため、百不思議の小学校とも言われています。
私の名前は篠原甘未(しのはらかんみ)。
いじめで飛び降り自殺を行い、死んだ後に今度は楽園!何でもあって毎日を楽しんでた。それにもう死んでるから眠たかったりお腹がすいたりしないから最高!でもそれにはある裏がある。その生活ができるのは2カ月だけだった。それに、そこは他にも人がいた。いくら広いからってうるさいのはうるさい。しかも死んだ人間以外の生き物もいるので逆にうるさくなってしまう。しかし、今日、今、その生活は終わる。2カ月たったからだ。
「ここに入れ」私小さな馬車に入り、椅子に座った。こういう風に毎日2カ月ったものを拾い荷馬車が来る。その後どこに運ばれるのかは私もわからない。馬車は色々な場所の壁に入り、私たちは入ることが不可能だからだ。どうやら馬車に入っていない野だと私は思った。
私は馬車が動き出すのを待っていた。動き出すと、私は最後に外を見た。「さようなら、フォリームランド」私はいつの間にかこの場所をドリームランドと名付けていた。
私は壁に入ると、トンネルのようだった。周りが完全に暗くなったからだ。「ッ…」私はぼーっとしていると、急に光りに照らされ、目をつむった。しかし、それっきり目を開けることができなかった。
ここはどこ? 私は首を回すと、まるで水の中にいるようだった。動かしにくい。私は変な気分だった。腹に何かが刺さっていたのだ。
なにこれ?へそに刺さってるの?まるで何か柔らかいホースのような… すると、遠くで誰かが声を出した。「赤ちゃんが動き出したわよ」
赤ちゃん?誰のこと?まさか… 私はあることを悟ったが、まずは考え直した。
いったいどうやったらこんなことに…確か最後に覚えてるのは壁の中に入って暗くなったと思ったら急に明かりがついて…あ、 私は分かった。「元気な子でよかった」また遠くから聞こえてきた。
私…もしかして誰かの腹の中に入ってる?私、もしかして生まれ変わった?これって転生みたいな感じ? 私はこの世界では魔法が使えるのかと期待していた。
しかし…「服、干してくるわね」外でお母さんだと思う人が立ち上がり、歩き出した。自信が起きたかのように揺れ、上下に少し動いたが、液体が私の体を守ってくれた。
お母さんが洗濯物を手に持って外に出ると、音が聞こえてきた。犬の音、風の音、トラックが通り過ぎる音、救急車のサイレン。私はその時思った。
ああ、この世界はいつもの世界だ。魔法なんか使えない。 と。私はとりあえず寝ることにした。さすが赤ちゃんだ。どのぐらい寝たのだろうか。起きるとやはり何も見えなかった。しかし、時間だけは分かった。理由はお母さんが起きた直後に言っていたからだ。日にちを知りたかったが、口も動かなかったので声も出すことができなかった。もしも声が出たとして、私はどうせ何も言えなかっただろう。理由は単純だ。今私、篠原甘未は水中にいるから声を出したくてもその前にぶくぶくしか言えないと思う。私は暇だった。ずっといろいろなことを考えていると、あることに気が付いた。記憶だ。記憶がだんだんと消えていっている。まだほんの少しだが、100%中1%は消えただろう。聞くだけではそんなにおおこうはないが、考えてみて、自分の記憶がだんだん消えていく、それは私からしたらとても恐ろしいことだった。私は必死で記憶を保とうとした。しかし、保とうとすればするほどどんどん記憶が消えていく。止めることは不可能だった。だんだんと1つの記憶がぼんやりしては消え、数秒後にもう一つがぼんやりして消えてを繰り返していた。
どうすれば…すると、急に揺れ始めた。どうやら車の中に入ったらしい。私はいったい何が起きるのかと迷った。
多分続くよー!