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外で叫び声が聞こえてきた。
よし来た 僕は張り切った。「スリ、スリよ!」普通なら学校まで聞こえないが、そのおばさんはめちゃくちゃ大きな音を立てることの名人らしい。ここまで聞こえてきた。
「スリだって?」「可愛そうに…」僕の近くではささやき声が聞こえてきた。
とりあえず… 僕はトイレの中へ入った。「暇だから一肌脱ぎますか」僕はもう本心をなくしていた。
裾をめくった。

それではお遊びのスタートだ

僕はあるまっぽを開いた。そこにはすべての人が乗っていて、3次元で表示されていた。
「こいつか」僕は不思議なペンを取り出した。そのペンはペンの先目掛けて矢印がついていた。見た目は黒白だ。
僕はそのスの前へリおろした。僕はラインを引き出した。
ここを右に横切りここを右へ… 僕はスーッと引いているとどうしたことだろうか、スリがその方向にまっすぐ走っていたのだ。
「ここらへんでいいか」僕はそこで丸を何回も書き、外した。「次は警察官を…」追いかけていた警察官の前にもせんをかき始めた。
しかし、後ろへ巻き戻し始めた。「ここを左へそしてここも左へ…」スリの前で止めた。そして、もう一つ同じペンを取り出して、2人ともの前に線をかきだした。
公園の前を通って…いや、公園の中に入れとくか 僕は公園によくある丸いくぐったり中に隠れたりするやつの中へスリを入れ、その後に警察官を公園の目の前で線を終わらせた。スリの方は、中に入ると線を終わらせた。
「見学しますか」僕はトイレに座ったまま見ていた。トイレに来たのはあれをするためではない。誰にも見られずに、誰にも怪しく思られない簡単で最高な方法だからだ。
警察官はスリが中に入っていったことを知っていたので、中を探すことにしたらしい。しかし、スリは出ることができなかった。外には警察官がいるからだ。
警察官はまず木の後ろを探し、ブランコの後ろを探した。それからゆっくりとスリのいるところへ歩いていた。スリは足音に気が付き、心臓の鼓動が早かったと思う。
スリは足音が目の前まで来た時、もうたまらずササっと逃げ出した。運がよかったのか、警察官が気づかなかった。
「なるほど」僕はじっと見ていて感心した。スリの運にだ。それじゃあ…僕は注目人物を変えた。
それじゃあこっちはどうだろうか そこには数人いたが、僕は1人に注目した。その人物こそ、シャドウキラーの666番だ。
「それじゃあ」僕はラインを引いた。予想通りそっちの方に動いたが、ある失敗を起こした。他のシャドウキラーたちが彼にぶつかったのだ。線をかいた方向を誤って、他の仲間の向かっている方向に線をかいてしまった。
「しまった」子の超能力は、誰でも操ることができる。だが、それには弱点もある、もしも誰かが動かしている人物を押し、線からずれると、コントロールをとることができなくなる。そのため、もう一度線を新しく書き、そこをふんでもらわないといけない。しかし、ある悪いことが起きた。シャドウキラーの人たちが警戒したのか、そこにとどまった。「どうすれば…」僕は計画が台無しになり、焦っていた。
「僕たちを邪魔するのは止めてください」背後から声がしてきた。
そ、そんなわけ… 僕は他にもあることを知っている。操っている相手の所で聞こえる音は聞こえないはずだ。勿論本人の声も。しかし、後ろから聞こえたのかシャドウキラーの声として考えることができる。
僕はゆっくりと後ろを向いた。

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📖上鍵です『|上鍵《じょうかぎ》と呼んで』小説家🛜lvl目標1000フォロワー・わがままだけど欲しい