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「A, B, C, D, …」僕たちはAからZまで何回か言っていた。
僕は言っていると、ある事が耳に入った。市川さんだ。市川さんは発音がよかった。ここにいるクラス全員よりもなきがする。多分これを聞くと栄はライバル関係になる可能性はある。まあそれも面白そうだけど面倒だ。
「次は今は英語がどこまでできるかを見る。この20Minプリントをやるように。無論、これは面談で親に言うことに入っている。せいぜい時間内に頑張るように」皆の額には1汗出ていた。
皆は完全に無言だった。「終わりだ」20分立つと、先生は手をたたいた。「先生」1人の男子が身を乗り出した。「なんだ」先生は全く動揺しない。「時間内にやれとは言われてないぞ」
皆は確かにと思ったが、先生は冷静なままだった。「何を言っている。言・っ・た・ぞ」先生が言っていることは事実だった。「な!」僕は暴れては困るので、頭の中へ直接事実を説明した。
{先生は「次は今は英語がどこまでできるかを見る。この20Minプリントをやるように。無論、これは面談で親に言うことに入っている。せいぜい時間内に頑張るように」と言った。しかし、最後には「せいぜい時・間・内に頑張るように」と、言った。先生はこの時、時間があるといった。そしてどのぐらい時間があるかは「この20Minプリント」で言った。20Minというのは20M、あるいは20Minutesだ。できるかは、この学年ならできるわけがないほどの数だった。ざっと300問ほどだ。(どうやってそこまで数枚の神に入れたかは面倒なので言わない。)見た中では1人も最後まで終わっていない。栄まで。この問題は面談の話に入るといったが、どのように言われるかは言っていない。僕が予想したことだが、いうことはその時の点ではなく、どのぐらい成長したか、だ。だから、面談より少し前にはまたプリントをやらされる。先生はできるだけ生徒のいいところを言う。悪いことよりもいいことの方がいうのは多いはずだ。}そう説明すると、彼は腕には力が入り、歯は強くかんでいるが、何も話さなかった。「くそが!」彼は机をたたくと座った。「オ~マ~エ~」彼の後ろに1人の女子が出てきた。「何だ…よ」荒々しく後ろを見た彼の顔は一瞬で上半分真っ青になった。彼女は去年の年委員長。とても厳しいが、とてつもなく人気者。どんな相手でも迫力で倒す、この学校のエースなのだ。地獄耳なので、小さな事も見逃さない人だ。地獄耳でどうにかわかっているらしい。はっきり言うと、4回ほど年委員長を務めている。
向こうで怒られている間に僕は市川さんのプリントを見た。見てはいけないと思うが。「ぜ、全部解けてる…」僕はめちゃくちゃ驚いた。僕でも(自分と比較するのはおかしいと思うが…)200問しかできなかったのに。彼女は300百問すべて説いていた。それからは色々あった。後ろでまだ2人がワイワイとしていたり…先生のオーラも怖かったり。
授業が終り、誰もいない廊下を歩いているとき、僕は彼女に聞いた。「どうしてそこまで英語が得意?」彼女は戸惑ってから答えた。「私のプリント…見たの…私…英検1級で、万点取ったの」僕は驚いた。めちゃくちゃ。「ま、万点…」僕は慌てて口をふさいだ。彼女が慌てて手をぶんぶんと振っていたからだ。「ま、マジで…」

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📖上鍵です『|上鍵《じょうかぎ》と呼んで』小説家🛜lvl目標1000フォロワー・わがままだけど欲しい