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まずは一番上から見ていくことにした。
最上階には勿論展望台がある。
そこには望遠鏡があった。
だが、あとで帰ってきて、とるつもりだ。
今は取り外す材料が足りない。
「とりあえず下に行くか」僕はそのまま階段を使って下に降りた。
どうしてかエレベーターは仕えた。
だが、それがどこまで壊れているかがわからないので、階段を使った。
そのほうが安全だと考えたからだ。
次の階には展望台としてガラスの壁だったが、そこはレストランがあった。
だが、いつまでガラスが持つのかが心配だったので、できるだけ早く終わらそうと考えた。
少し見て回っていると、いいものが目に入った。
お土産屋だ。僕はそこに行き、ありったけなものを手に取るとボートの中に入れた。
小さなものばっかりだったので結構入れることができた。
戻って地面に置くと、たくさんも人がそれの中から何かをとっていった。
全てはキーホルダーなどのものだ。
だが、食べ物は残しておくことにした。
食べ物がなくなったときなどに使うのがいいだろう。
しかも、取引にも使える。
説明すると、分かってくれた。
これも生きるためだ。
僕は本田、佐々木、那留と圭太を呼んだ。
「たんだ?」彼らに事情を説明すると、一人一人違うボートで向かった。
怜太と瑠那は同じボートで行くことにした。那留は操縦ができないからだ。
佐々木は少しするとなれた。
本田は最初っから知っているようだった。
「じいちゃんに無理やり教わったからな、もう生き残ってはいないだろうけど…」
僕たちはそのまま東京スカイツリーに向かった。
「ありったけなものを持って戻るよ」僕たちは頷き、下に降りていった。
その後は普通にいつものことをした。できるだけのものを集め、ボートに乗せると一緒に戻り、皆に渡した。
それを何度も繰り返していると、だんだんと大変になって来た。
いってくるのは何度もしていると釣れるものだった。
そこへ、たくさんの人が現れた。
「俺たちにも手伝わせてくだっせ」一人が言った。
「助けられたままでは気に食わない」もう一人が言った。
助けてくれるようだった。
僕は彼らに乗ってもらい、一緒に運んでもらった。
すると、前よりも早くいろいろなものを運ぶことができた。
無給料だが、問題はないようだ。
戻ると、新しい土地ができていた。
まだは出しで歩くのは危ないので、念のために靴で行くように皆はしていた。
海の中で見つけたものは、何人もが力を合わせて持ち上げ、かわくとそれを使った。
少しぼろくなっていて、匂っていたものの、なしよりはましだった。
「とりあえずどうにか補完しなくちゃ」カンカンや袋に入っているものは消費期限が長い。
どうにかして、それを解決する必要があった。
だが、それを考えるのは今じゃなくてもできることだ。
なので、他の大人の人たちが考えている間に僕たちはまた東京スカイツリーに向かった。
それをまた何度も繰り返していると、物でいっぱいになった。
「とりあえず、一つの家を借りれる?」まだ数少ないが、家が建っていた。
板で作られて、工夫されていた。
足が涼しくなるように、下には少し空間があった。
それを使って、僕たちは一つの家に物を並べた。
「ドアはまだ作っていないんだけどね」材料型入りないので、ドアはまだなく、誰でも簡単に侵入が可能だ。
だが、そんなことがないことを、僕たちは願うしかなかった。
その考えは、甘かったかもしれないが、今はそうするしかなかったのだ。
他に、方法がなかったのだから。