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私はベッドに寝転がると夢の世界へと飛び込んでいった。
気が付くと、私は変なところにいた。
「まさか…ここって…」その場所に見覚えがあった。
自分の部屋だったのだ。
別におかしなところはなかった。
私はため息をついた。
もっと素敵なところに飛べるかと思っていたからだ。
例えば勇者が現れるところとか…
バリン! 急に窓が割れて誰かが落ちてきた。
その人は男の人だった。まだ若そうだ。
手には剣を持っていた。
勇者だ! 私は目を光らせた。
だが、すぐにその人が誰なのかが分かった。
「優真!?」彼はこっちを振り向いてきた。
顔を見ればすぐにわかる。彼は優真だ。
他にあんな顔を持った人がいないからだ。
でも、勇者だったら何かボスとかと戦ってるよねー。
「どうして名前を知ってるんだ?」だが、彼はすぐにその場を飛びのいた。
数ミリ秒後にはそこに穴があった。
ビームのような青いビームが飛んできたからだ。
私は驚いてベッドの上へと飛びのいた。
「床がー!」下を見ると、そこには見事に丸が書かれていた。
卵のような丸だ。
「誰なんだ?」私は気になって壁に空いた穴から外を見た。
「!」そこには蓮太がいた。
いかにも悪魔らしい衣装を着ていたが、
彼の手には光のような球があった。
多分殺気あれを投げてきたのだろう。
「でも勇者パーティー解かなかったっけ?」私の頭には止まらず疑問が現れた。
すると、入り口のドアがぶち明けられ、そこから少女が現れた。
「咲良!?」私は目を丸くした。
そこにはまさしく桜がいた。でも、服装が少し違うようだ。
勇者が負けちゃったりして…まあ、普通のアニメなら…
すると、急に蓮太の動きがおかしくなった。
数秒後には咲良も優真も積み重なって倒れていた。
「…本気で負けた…」でも、ここで終わらなかった。
普通、アニメなら主人公が魔王とかを倒すだろうけど…個々の世界の主人公って…誰?
急に私の体が浮かび上がり、近くに落ちていた優真の剣を拾い上げた。
「ぇ?」私がおどおどとしている間に持っていた剣が蓮太の胸を貫いた。
なんで私が主人公なのー!しかも血を見るのはいやー!
すると、蓮田が倒れて出てきたのは赤くはなかった。紫色の液体だ。
「お前が悪魔だったんかい!」
少しすると、学校で私の担任をしている先生(王様らしい)に出会い、大量の食事を出してもらった。
お礼だったらしい。
だが、私からすればどうしてかわからないが魔王をどうしてか倒して、どうしてか食べ物が出たからむしゃむしゃと食べれる。というだけだった。
私が食べ物を口までもっていったところで、目を開けた。
そこはベッドだ、壁は壊れていないし食事は周りに見当たらない。
「夢やったんかーい!」私はしょんぼりしてベッドから降りると、目の前にはマネージャーがいた。
『それで、夢は楽しめたか?』マネージャーはほめて!という顔だったが、私は真反対のことをした。
あの夢はよかった。だけどね!どうしてあんないいところで止めたんだ!もう少しで大量の食べ物を食べれると思ったのに!
私はマネージャーをほめるのではなく、めちゃくちゃ怒りまくった。
全て事実だったので、マネージャーは全く否定することができなかった。
マネージャーは面白心で起こしたのだった。
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