見出し画像

日本の中に貝日小学校という小学校がありた。その学校にはたくさんの不思議なことが起きるという言い伝えがあります。100個以上もあると予想されているため、百不思議の小学校とも言われています。

「おいおい、話ぐらい聞けよ」彼はすべての攻撃をよけながら言った。「敵だろ。話はとらえてから聞いてやる」探偵さんは僕たちを見た。「君たちはここから逃げなさい、明日までは外に出ないでくれよ」僕たちはうなずき、走り出した。「クソ!」男は妖怪をっ振り払って僕たちを追いかけようとしたが、探偵さんが止めた。片手で。「一応これでも探偵なんでね、体力ぐらいありますよ」探偵さんは男を空高く放り投げ、彼はあのエルフに頼んで空に飛べるようにしてもらっていた。僕は必死に家目掛けて走っていった。

「ハァ、ハァ、ハァ、」僕は玄関の前で息切れていた。「あの探偵さん、大丈夫なのかな」Aは心配そうにそういった。「大丈夫でしょ。彼は強そうだし」僕はそういったが、心の中では心配だった。「とりあえず警察に追放した方がいいんじゃない?」Aは案を出したが、僕は首を振った。「あんな化け物、警察たりで止めれるわけがないでしょ。今はあの探偵に勝利を願うことしかできない。僕たちができることはとにかく彼が言った通り明日までは外に出ないことだ」僕は彼と別れることにしたが、危なそうだったので彼について行こうかと聞いた。「大丈夫だよ。僕はあの男の目当てじゃない。目当てなのはそっちの方じゃん。多分あの探偵さんはメインターゲットの君に行ったのだと思うよ」彼が夕焼けの光で光りながら、トコトコと歩いて行くのを不安そうに僕は見ていた。「本当に大丈夫かな…」僕はとにかく家に入ると、外に出ること以外は楽しく過ごした。晩御飯を食べ、宿題をしてシャワーに入り、テレビを見てからベッドに入った。知る間もなく寝ていて、気が付くと次の日になっていた。

「お前はなぜあんなガキを守る、なぜかばう、お前も強いはずだ。この世の支配者にだってなれるのだぞ」男の怒りは増していて、探偵さんをにらんでいた。「一応それが僕の仕事なのでね」彼はこぶしを作り、男に突進した。しかし、誰にも見つからないようにこぶしをぶつけると、妖界、貝日小学校の奥深く飛ばした。「グハッ」男はふっ飛ばされて妖界へ突っ込んだ。中は完全に真っ暗で、少しの光がグニャグニャと曲がっていた。
「くそ!」彼は外に出ようとしたが、身動きが取れない。いや、移動できないのだ。そのことは男の知っていた。彼は昔、ここに住んでいたのだから。妖怪以外がこの世界に入ると身動きが取れなくなる。どうやら探偵さんは妖怪として見られているらしい。何故かはわからないが、探偵さんはスペシャルだ。人間と妖怪の子、といううわさもあった。
「なぜだ」男は妖怪なのに、なぜか自由に動けなかった。「それは君、詩愚弄(しぐろう)が妖怪庁長官に妖界から排除されたからさ」探偵さんが飛んで来た。
妖怪庁長官、そのくらいには5人いる。ヴァンディス、王甲斐長助(おうかいちょうたすけ)(これは長い名前だが、それが1つの名前だ。決してフルネームではない)、雫儀介(だぎすけ)、與那城連(よなぎれん)、そしてそのトップにいる余里永禮感漸輔(よりながれかんざんすけ)、訳して余里永禮庁長官(よりながれちょうちょうかん)。彼たちが言ったことは必ずだ。しかし、5人全員で決めなければいけない。そしてそのトップに立つ余里永禮庁長官の言いうことは絶対の絶対だ。妖民が否定しなければ彼が言ったことは必ず行われる。
「ヴぇンディス、王甲斐長助、雫儀介、與那城連、余里永禮庁長官が全員お前を妖界からの排除が認められたんだ。君はもう、」探偵さんは無表情のまま続けた。
妖怪じゃないんだよ。

いいなと思ったら応援しよう!

📖上鍵です『|上鍵《じょうかぎ》と呼んで』小説家🛜lvl目標1000フォロワー・わがままだけど欲しい