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「あれ、君たちがシャドウクリエイターでつくりあげたクローンでしょ」その人物はにやりとした。
「な!?」僕はその人物をにらんだ。「なぜそれを知っている」「まあまあ、それよりいったいどうして自分を殺そうとしたんだい?」彼は僕を全く怖がらずに聞いてきた。自分はこの世を滅ばすことのできる力を持っているのだ。
「そんなことは知らなかった」それ以外考えることができなかった。「ということはジルNの家欲を知らなかったということかい?前に威力を確かめたはずなのに」僕はハッとした。「もしかしてあの時にいたのか」僕は彼を見たが、彼は首を振った。「確かにいたよ。でもその時には自分自身も存在しなかったから。どういう風に言ったらいいのかわからないよ」彼は正体を明かした。「…僕…」彼は顔を変えていただけで僕たちと同じ人類だった。「僕はあるクローンに作られた第3975番目の実験台だ。でもまあ僕は少しおかしくて脱走することを考えたんだよ。それとさっきの壁を作る時に行った言葉は完全に無意味。あれはあのシャドウボールを使ったシャドウクリエイターの壁だよ」僕は驚いた。驚いた理由は何個かある。その一つこそ…「ってかこの星には一体僕たちは何人いんの!?」彼は考えた後、回答を出した。「多分もう5万人はいるよ。失敗作は消されているからもう少し少ないかもしれないけど」僕はゲッと顔を曇らせた。「いったいどうやったらそこまで影が…」彼は勿論のように言った。「だってブラックホールの中には無限に影があるんだよ。しかもあの世界には光りがない。だからいくら影を使っても足されるんだ。だからあの世界は僕たちを作るには絶好の場所ってわけだ」僕は頭を悩ませた。「ということは僕がすべてを消すこともできるということかいな?」僕は考えたが、彼は止めとけと言ってきた。「どうしてさ」彼はため息をついた。「まだわからないのか?自分一人と自分数万人はどっちの方が強い」僕は考えてから固まった。「だろ?君があの大軍をすべて倒せるとでも思った?しかも倒された分は簡単に作ればいい。それだけだ」彼は僕とは違った。しっかりしていて、ドッジではなさそうだ。
「それなら一体どうしたらいいのか…」彼は僕の肩に手を置いた。「と、その時にいい案がある。その案は…」彼は詳しく教えてくれた。「という感じだ。どうだ?乗ったか?」僕は頷いた。「その案乗った」僕たちは早速行動に入ろうと…したが、ある問題があった。
「ここってどうやって出るんだっけ?」彼は僕を見た。「そういえばどうやって出るんだっけ…」僕たちは気が付いた。僕たちはここに閉じ込められた可能性があるのだと。
「壁を壊してみるか」僕はダークネスソードを取り出し、壁を切ってみた。しかし、木っても切っても修復されて穴ができる気配はしなかった。「しかし…そうだ!」彼は案を思いついた。「これならいいかも」彼はあることをした。とてもいい案に感じ、成功数る可能性はとても高いと思ったことを、失敗することはぜえっ体内と思ったことを、
とてもヤバいことを。

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📖上鍵です『|上鍵《じょうかぎ》と呼んで』小説家🛜lvl目標1000フォロワー・わがままだけど欲しい