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両方だった。
2人とも倒れた。それからは、どっちの方が立つのが早いか勝負だ。勿論大体の時は忍座先生の方が早いはずだが、相手はサイボークなので、ロケットとかで立ち上がることも考えられているかもしれない。
「おっしゃー!」勿論予想通り、デカい体中に色々な改造をこなしているサイボークは何か重力を逆らって他軽々と立ち上がったが、それと同じ時ほどに忍座先生も立ち上がった。
ドカドカドカ! 2人は長いこと戦っていたが、なかなか2人とも似ていた。
「さすがサイボークの体…忍座先生の力に追いつけるなんて…」金木がつぶやいた。
「だから、これは俺の実力だっつうの!」彼はいらいらして、先生に勝とうとした。
ニヤ。 「ねえ、サイボークさん。」いらいらしながら焦っているサイボークを見た忍座先生は急に態度を変えた。
「人間はサイボークだとしても、焦ると集中力を…」忍座先生は少しスピードを上げた。
「切らすのでよ!」思いっきり、サイボークを殴ると、サイボークがふっとんで行った。
どうやらあのサイボークは自分の体力を認めてもらいたかったらしく、最後まで、「これは俺の実力だー!」と叫んでいた。
翅は持っていないらしく、何もするすべをなくし、おとなしく飛んで行った。
「あっららー、ふっ飛んでっちゃったねー。」もう一人のサイボークは、翅をもっていたので、飛びながら2人が戦っているところや、ややこしくなっているところをパチクリ見ていたらしい。
「…」金木と忍差は構えをとったが、サイボークは全く構えをとらなかった。
「まあまあ、別に戦わなくてもよくない?」彼はとても落ち着いていていた。
しかし、2人は同意をしたくないらしい。構えをとったままだ。
「はー。仕方ないかー。めんどくせ。」急に口調が変わったかと思うと、彼が消えた。
「な!?」その速さはとても早かった。目で追うのがやったのことだ。
ドカッ 忍差が構えていた腕を殴られ、後ろにふっ飛んだ。
「グ…」忍差は痛みを感じ、歯を食いしばった。
「おや―?もう負けていますか?」彼は2人を遊んでいた。しかし、もう一人、割り込んできた人がいた。
「お邪魔するよ。」勿論それは先生だった。
「この!」急にレからとがった刃を取り出して、忍座先生に切りかかった。
ザキ! 忍座先生は…

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📖上鍵です『|上鍵《じょうかぎ》と呼んで』小説家🛜lvl目標1000フォロワー・わがままだけど欲しい