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列に並べ!」たくさんの人たちが列になり、何かを待っていた。
そこには女男様々んいた。
「この人たちは?」僕はお父さんに聞くと、その横にいた帰ってきた王様が答えた。
「兵たちだよ。戦い、生き残れば1人10円貰えるという仕組みだ。(この世界では10円は10万円)」「しかしなぜ女性まで?」
「それは兵が足りないからだ。それに女性が出ることができないというのはひいきだという人がいてな。」僕は納得した。
まあ別に女性でも戦う能力がないっていうわけでもないしね。
「それでは試験を始める!」王さまはそう叫び、近くにある豪華な椅子に座った。僕たちは上のくらいのゲストとして、その横に座らしてもらった。
「試験とは?」僕は試験という言葉に不思議さを持った。
「たくさんの訓練を乗り越えることができれば出れるということだ。」「それ、どういう感じの訓練ですか?」
すると、わざとのように王は椅子のひじ掛けに肘を置き、まるで社長が考え事をしているときのような格好になっていた。
「まずはこのスタジアム1周、それから矢を3発を的のど真ん中に打つ、3発をど真ん中に置くことができると、すぐさま、矢打人(やうにん)(矢を打つ人)になることができる。だが、失敗した人は次の訓練に進む。次の訓練はその時のお楽しみだ。」
「あるほど。ありがとうございました。」さすがに王様の友達の息子だからと言って軽々しく話してはいけない。
ここでは、の話だが。

ダダダダ… 皆は猛ダッシュで走っていた。どうやら早くやった方から次のに早くいけるらしく、全員は他の人より早く終わらしたいらしい。
4\1周に行くと、だんだんきつくなってくる。一人ひとりと速度が緩まってきていた。
時には誰かが誰かにぶつかり、転び、それにつられて何人もの人が転んだということもあった。
それが起こることは不思議でなかった。走っている人はざっくりと200人ほどだ。そして古野スタジアムの大きさは大体1000mほどだ。
それを200人もが走るとすると…最初に上位だった人が遅くなればその後ろから誰かがぶつかってくることもある。だから、絶対にぶつからないとは限らない。
聞いたところでは、今までで大けがを受けた人が何人もいたとか…まあこの世界ではそういう感じだからね。
皆はもうほとんどが倒れていた。まだ30分ほどしかたっていないというのに。
その中で1人だけ一切疲れていない人がいた。
それは一人の青年だ。彼は一切は知らずに動いていた。
どうやってだって?それは簡単だ。彼は自分の魔法を使い、その上に載っているのだ。それを見ても、監視管は何も言わない。
なぜかというと、一応ここで魔法を使うのはありだ。
戦争ではルールがない。魔法を使ってはいけないというルールはもちろんなしだ。
皆がどんどん魔法を使いだした。最後には、争いになってしまった。
「ど、どうします?」それを見ていたガーネさんは少し戸惑っていた。
「ほっておけ。」そういった歩はお父さんだ。
「これも訓練の一部だ。」お父さんの言っていることはあっている。
「彼らは戦いを学ばねばならん。この争いも学びの1つだ。」お父さんはじっくりと争っている人たちを見ていた。
「なるほど。」

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📖上鍵です『|上鍵《じょうかぎ》と呼んで』小説家🛜lvl @コメント/返信99.9%