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 僕の名前はエグレス・エルゼン(えぐれす・えるぜん)。
一つの大きな家族の中に生まれた。
この世界には火、風、水、土、葉という魔法が存在するが、僕はそれが一つも使えない。しかし、僕は暗闇の魔法が使えた世界でたった一人のダークネス魔術師。

シュッ と、とても白いファーヤ~ボールが飛んで行った。
それが木に当たると、ドカーン!と大爆発が起きた。
「こ、これは一体どういうことだ...」と僕はめちゃくちゃ驚いた。
爆力は僕の百倍はあった。大体直径一㎞で、高さ五百mの円の半分だ。
するとその爆発力にたった今気ずいたように「あ、ごめんなさい、ごめんなさい。」とお父さんに誤っていた。
お父さんは、「ま、まあ、いい、だ、だろう」とめちゃくちゃ驚いていた。
このライトボールを数個色々な場所に落とせば僕たちの町は滅びるだろう。
そのことを考えていると、ある事を思い出した。「でもどうやってこんなにトレーニングしたの?」
と、聞くと、「これを使ったの、二回目なの。」と思いがけのないことを言われた。
「へ?僕は練習をしたけどガーネさんは最初っからこんなに威力が強かったということ?」ガーネさんはうんと反応した。
「一回目の時は2年ぐらい前だったの…」

ガーネさんの二年前

私がポータル魔法で遊んでいた時、一人のメイドさんが呼びかけてきたの。
その頃はまだそんなに言葉が分からなかったからメイドさんのいっていることが分からなかったわ。
だから私をメイドさんが引いて行ったとき、どうしてか私は分からなかった。
でも私は一光景だけ覚えている。
何か緑の手が届いてきて、メイドさんをつかんで連れていこうとしたの。
すると、一人の少年がそのメイドさんを助けてくれたわ。
彼は黒い髪で、体は闇のように暗かった。それに右目は赤かったわ。
そして、私にこう言ってくれたの。「自力で戦えることができるようになれ。さもないとこの世界では生きていけないよ。」と。

「そのおぬしが見たものというのはもしかして...」とお父さんは僕を見てきた。
「僕かもね。」僕はほおをかいて、苦笑いした。

だから私は魔法がつ得ないとわかっていても、適当に魔法のスペルを言ってみたわ。
「ライトボール」と。
なぜかというと、私は光魔法をそれより前に使えるようになっていたし、神話で、光の魔法が使える魔法人のことが好きだったからだと思います。
すると、今よりは少し小さかったけれど、大爆発が起きちゃったわ。
そのせいで、家の端に少し穴が開いちゃった。
そのことは私は話耳に入るまでは気付かなかった。
その大きなモンスターはどうやら跡形もなく消えていたらしい。

「という話なの。」
「なるほどー。ってことはあの時見たのはガーネさんってことでしたか。」
僕は手を組んで心が昔の気分になっていた。

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📖上鍵です『|上鍵《じょうかぎ》と呼んで』小説家🛜lvl目標1000フォロワー・わがままだけど欲しい