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あの日から数日後

「どうしたー?」「おーい、おーい!」ぼーっとしている忍差と金木に声をかけている岡名に返事をしない二人、岡名にあきれている博が昼休み、教室に4人だけいた。
そこへ忍座先生が通りかかった。すると、忍差と金木が見合い、席を立ちあがった。2人の顔は少し意地悪顔だった。しかしまだ無口だ。
すると、2人は風のように入り口の戸を駆け抜けていき、忍座先生の両手をつかんだ。
「へ?え?えー!?」引きずられていく忍座先生は簡単に抜け出せるはずが叫ぶだけでいた。
「ちょっと待ってー!…」岡名が追いかけようとしたが博に止められた。
「え?」信じられんという顔で岡名は首を回した。
賢い博は「忍座先生は彼らよりもすっと上の位なはずだ。しかし逃げ出さないということは何か考えがあるはずだ。」彼が言うと彼女は嬉しそうにこういった。
「それじゃあついていこうよ。」
しかし、「それはダメだ!」ときっぱりと否定された。
「どうしてさー」彼女はほっぺたをまんじゅうにして駄々をこねた。
「彼らにそもそもついて行けると思う?それに彼らの居場所が分からないから後から行くということはとても大変だ。それでもどうにか行けたとしても金木に気づかれるしもしも気疲れなかってもほかの二人も彼のように察し力が強いと思うから。 彼らにつかまったら何をされるかもわからない。」
何をされるかを考えたのか岡名は寒気を感じったようにぶるぶると震えた。
「いったい何を考えたんだ」少し見ていてあきれたよう博は岡名に聞いた。
「彼らにコチョコチョされていること。」
すると、彼はもっとあきれた。
「まあいかないことだね。」それを言うと、彼は自分の席に着き、本を読み始めた。

体育館では…

ドス
「え?」
彼はふっ飛んだがバランス力も抜群なので足から落ちた。
すると、二人は構えをとった。
二人はとても真剣だ。
「おいおい、これって僕が思っていることじゃないよね。」 と彼は言ったが、
すると彼がいつものような優しそうな顔から意地悪笑いの顔になった。
「まあ僕が思っていることだろうね。」と言いながら一歩前に歩いた。
忍差と金木は猛スピードで走り回った。
「前よりも早くなったねー。それじゃあ僕もこのゲームに入れてもらうよ。」彼は片足を後ろに出し、両手を後ろに、そしてもう片方の足で地面をけった。
それから二、三分ぶつかり合っていた。
そこへ一匹のハエが入ってきたが、争いを目にして慌てて出ていった。
忍差と金木は息切れていた。
すると急に忍座先生が消えた。
忍差にも金木にも見えなかった。
すると…
「結構楽しいねー。」どこからか声が聞こえてきた。
二人は背中をくっつけあって体育館の前で回りを警戒した。
すると、誰でもびっくりすることが起こった。
忍座先生たちが出てきたのだ。
別に忍座先生の後にたちとつけたのは打ち間違えでもない。
事実なのだ。忍座先生「たち」が出てきたのだ。
ということは、複数の忍座先生がが出てきたということだ。
二人はびっくりしていた。
多分三十人ほどの忍座先生がいた。
「びっくりしたかい?早くなるとみんなに幻覚を見せることだって可能なんだよ。」とすべての忍座先生が同じように動き、そこら中から声が聞こえているように思えた。
いや、言い方を変えると「聞こえていた」。
せったいに。
すくと、忍座先生は目を閉じた。
「この戦いは…」そのすきに金木が一人の忍座先生を殴ろうとすると、よけられ、背中を肘で殴られた。
「グハ」
「これは終わりにしないといけないんだよ。」彼は一歩進むとすべての忍座先生が消えた。

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📖上鍵です『|上鍵《じょうかぎ》と呼んで』小説家🛜lvl @コメント/返信99.9%