拾った女の子は常識知らず‐終喧嘩
僕は前を向いて歩いた。マリナのことは一切見ずに前を向いて歩いていた。
ホノカは少し焦っているように見えたが、今は関係なかった。
「お前はどうしてついてくるんだ」僕はマリナをにらみつけるように言った。
彼女も僕をにらみつけるように同じことを言い返してきた。
僕たちは結構悪い関係になってしまった。幼馴染というのは変わりないが。
「あの…」私は2人の関係をどうにかよくしようと頑張りましたが、少し大変すぎました。
私は仕方なく掘っておきましたが、少しこれは問題になるのだとwかあっていたので何度も改善しようとしました。
ですが、やはり無理でした。
「どうした?」お兄ちゃんは私のほうを見てきた。
私を見た時だけは普通に優しそうだった。
でも、前を向くとめちゃくちゃ怖かった。
「仲良くしてください…」うまく声を調整して、お姉さんにも聞こえるようにしてみると、ほんの少しだけ効果が現れました。
「ど、どういう意味?」まるで私がめちゃくちゃイカれたことを言ったかのような反応でした。
「もっと仲良くしてほしいと思いました」今度ははっきりと言いました。それが本心でしたから。
「う~ん…」2人は数分ぶりにお互いを見ました。
だが、すぐに彼らはそっぽを向いてしまった。少し効果がなかったようでした。
「「ま、そっちがいいっていうなら仲直りしてやってもいいけど」」2人の声がかぶりあいました。
どうやら2人とも同じことを考えていたようでした。
その後はとてもスムーズに進みました。
彼らはワイワイと話し合っていて、しまいにはさっきが嘘だったかのように仲直りをしていました。
学校についたときにはもう普通に話し合っていました。
私は心の中でほっとしました。やっぱり、この2人は一緒にいたほうがいいと思いましたから。
昼休みには私とお兄ちゃんは屋上に上がっていきました。
いつも空いているのに、ほぼ誰もい使っていないのでそこはとても静かでした。
私たちはそこでくつろいでいると、お兄ちゃんが話しかけてくれました。
「ありがとうね」私はお兄ちゃんのほうを見ました。「何がですか?」彼はそれを聞き、噴出していました。どうしてかはさっぱりわかりません。
「いや、何でもないよ」彼はまた静かになった。さっきは何を言おうとしたのか訊こうと思いましたが、私にはその勇気がありませんでした。
「ねえ」彼は私に声をかけてきました。「どうしましたか?」彼は一息吐くと、口を光りました。
それを聞き、私は目を丸くしました。そんなことなど覚えていません。あの時は、気づけばあそこにいただだけなのですから。
ですが、彼の声は真実を伝える声でした。
私は何も言い返すことができませんでした。
言えることがあるとすれば、「もしもそうならお兄ちゃんはどうしますか?」
彼は夜空を見上げると、軽く答えました。「別に何も思わないよ。ホノカは誰でもホノカだ。まあ、感じが違うかもしれないけど」私はそれを聞き、頬を少し赤くしました。
「ありがとうございます」やっぱり彼は彼でした。
他には替えがいない、彼でした。
私は少し安心した気がしました。