見出し画像

中高生に考えて欲しい Black Lives Matter について

Black Lives Matterとは、米国を含めヨーロッパ等でのアフリカ系の肌の色が白くないという理由で、差別されてきたという人種差別への抵抗運動という事らしい。一応は。
プロバスケットやプロのアスリートの選手が、この活動に賛同したり、団体の主張する【スローガン】を掲げたTシャツをきて米国の警官による銃器による加害行動への抗議を表して、準決勝進出を取りやめたというアスリートも居たことでも目新しい。
スポーツ選手などの著名な人物達が、何らかの問題についての抗議の意思表示を行う事関しては、何の問題も無く、競技へのボイコットも含めて、個人の【自由】であり、何も問題ではない。
実際に、問題となっている【人種差別】は、世界中で存在し、その【人種差別】以外にも他にもありとあらゆる【差別】という不都合な事は行われているのは事実であり、そして【肌の色】や【出身民族】だけではなく、【能力】や【経済力】によっても【差別】があり、むしろ日常茶飯事の事である。
人間という生物は生まれ落ちた瞬間からありとあらゆる差別の中で生きて、その中で自分の居場所を見つけ、逞しく生きて子孫を守り育んでいく。それが、現実であり、そして不都合を是正する為に徒党を組んで、政治や行政等に働きかける事によって、【不都合】を解消し、出来るだけ公平な社会環境を構築していく生物でもある。

米国のアフリカ系の人々の不都合な状況を変化させる為の主張と抗議にまつわる運動に関しては、全く問題の無い行動なのだが、トランプ大統領よりも前からこうした活動は散見されて、その都度様々な面で改変があったのか無かったのか、アメリカの歴史に疎い当方には判らないが、現在でもなんらかの【是正】は行われず継続されているというのが現実と推測される。
ただ、今回の Black Lives Matter という抗議運動が、【純粋】に【不都合】を【是正】する為の活動であるかどうか、疑問を持っている。
なぜならほんの少し前に、【MeToo運動】というものが盛んにメディアを通じて叫ばれていたのをどうしても想起してしまうからである。
最初の始まりの米国でも政権から任命された連邦最高裁判事にブレット・カバノーの方が学生だった頃に強姦されたという女性の告発による【疑惑】だけで大変な沢日になった。(告発女性の【虚偽】と判明ている。実際には【疑惑】ですらなかったである。)
日本でも某ジャーナリストが立場を利用した強姦か和姦かで刑事訴訟や民事訴訟で争われていた事は記憶に新しく、朝日新聞は、今でも論座という雑誌で京都精華大学の講師に語らせている。残念にも病気の悪化で政権をやめざるを得なかった安倍政権の追い落としの為の一環としてMeToo運動というのがあったのが事件の本質で、本来MeToo運動も女性蔑視という【差別】に基づく、不都合是正の問題からだったはずであったが、実際には【疑惑】を利用した【政権】への【瑕疵】を問うだけのものだった事が判明している。その根拠の一つとしては、【疑惑】が虚偽であった事や、現在(2020年9月初め)の民主党の大統領候補者であるバイデン氏も【疑惑】が多分にある人物で、セクハラ被害を言及した女性も登場したが、本来【女性蔑視】への【抗議運動】を推進してきた【民主党】の女性議員や【メディア】等が黙殺してしまった。
本来ならば【疑惑】だけで相当な批判と追求を受け、当然その【MeToo運動】の対象になるはずなのだが、【疑惑】の追及も【批判】も現在も行われていない。
これは、メディアにしても追求してきた【民主党】の女性議員にしても、【主義主張】に【一貫性】が無いことがわかる。
では今回の、Black Lives Matter 運動と共通している事は、何かを考えると【差別問題】と【トランプ政権】そして【メディア】と【中国共産党】である。
【民主党】は、【中国共産党】にとても親しい存在で、中国との貿易等で利益をえたい企業や団体に支援を受けている事は、日本ではあまり知られていないし、アメリカ人自体もそう認識しているかどうか疑わしい感じがする。
有名な【メディア】の【ABC、CBS、NBCが伝統的に三大ネットワーク】、【ニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、USAトゥデイな】などの巨大【ニュースネットワーク企業】は、【民主党支持】であり【中国共産党】とも親しい。
トランプ政権は、当初から【中国共産党】との【対立姿勢】を鮮明にしてきた事は有名・事実であり、そう言った意味で、【民主党】と【メディア】からすれば、【利益】相反者、つまり【敵対者】でもあり、なんとかして追い落とそうとあれこれ【疑惑】を基にした追及を繰り返してきたことも判っている。
そして今回の Black Lives Matterだが、この運動を推進する団体の中心人物は【マルクス共産主義者】であるを言明しているという事は、事実である事を言及している。
つまり、そこに見えてくるのは、純粋な【差別】という【不都合】を是正する為の運動ではなく、国家対立、党派対立というものが【背景】に存在する【疑惑】がみえている。
そこで、中高生の皆さんには考えてほしい。
【純粋】な【差別解消】への【是正運動】ならば【支持】するべき事と考えるが、【国家対立】【政治的な敵対者同士】の【追い落とし】という【動機不純】な【目的】がある場合でも、それを【支持】すべきかどうかである。

そして、そもそもの問題である。白人警察官によるアフリカ系住民への殺傷行為について。
白人警官の行為が、正当な警察行動であったかどうか。
被害者が、警察に対する従順な行動を行っていたか。
白人警官が、白人とアフリカ系住民を殺害した割合を比べてあまりにも酷い状態かどうか。
白人警官による行動が【差別】を基にした行動なのかどうか。
白人警官に対して【差別】を助長するような【教育】が行われているのか。
そう言った点でも調べてみた上で、ぜひとも【差別解消】の為の【是正運動】への【賛否】を考えてもらえればと思う。

ちなみに、プロバスケットボールやプロ野球、その他のプロアスリートに関わらず調べた上で、運動に参加したというのなら異論は無いが、冷静に背景をなんら調べもせずに、【目の前の事象】だけを捉えて深く考えもせず【感情】的に【賛同】したのなら、単なる【愚か者】であるし、又【理解した上で】【敵対者】を追い落とす為の【政治的活動】に加担するというならば、単なる【卑劣漢】である。
中高生の皆さんは、すこし事前に調べて考えてみてほしい。それからでも【賛否】は遅くはないのである。
日本でも、安倍総理在任期間中に発議され法案が通った【平和安全法制(通称:安全保障関連法案)】に反対活動を展開した【SEALDs】という一応学生団体と名乗る団体の実態としては、実際に背後で支援しているの共産系の団体(中核派など)であることはわかっている。
こういった情報の出所としては発端はSNSなどであっても、拡大して拡散するのはメディアである。そういう加工された【煽る情報】に、【踊る】そんな【程度の低い大人】になるかどうかは、自分次第である。

ちょっとだけ余談になるが、【SEALDs】らのいう【民主主義】とは、中華人民共和国や北朝鮮人民共和国のいう【民主主義】であって、日米欧の自由主義陣営のいう【民主主義(議会制)】とは全く異なるものであることは、支援団体の性格から推し量ることができるし、同じ言葉を使うが内容はまるっきり正反対の性質のものであることは事実なのである。
彼らのいう【平和】【公平】という言葉の背後には、全く別の目的のための【隠れ蓑】としての性格がある。
その一端として、彼らは【政治的主張】の要求を通す方法として、通常の地方議会・国政議会を通じたものではなく、何の権限も選挙などの民意のフィルターを通ったこともない【デモ】という行動で変更を要求したことである。
デモは当然ながら許される行為であり、不都合な事態を変えるべく該当行動を起こすことは何ら問題もないが、それは他の選挙権を持つ人々への意思表示と選挙で選ばれる議員への喚起であるはずである。
芸能人や著名人を利用して【人数】を集めて【恫喝的】手法を用いて、【民意】で選ばれた【国会議員】への行政手続きを超えた手法で【主張】を押し通すようなやり方は、決して【民主主義】とは呼べるものではない。
対話と協調に基づく平和的な外交・安全保障政策を求める立場を主張している人々が、恫喝的やり方を行うのでそのいかがわしさを理解しやすいのではないかと考える。

そのあと、彼らは想定の人数が集まらなかったことで、雲散しているが、その後の【選挙】という【民意】はどうであったかと考えれば、彼らの主張がいかがわしい【動機不純な目的】からであったことがわかると考える。
過去は、情報ツールが、新聞などのメディアしかなく、情報を得る機会がほとんどなかったが、現在ではネットやSNSなどでも情報を得ることができるので、こういった【動機不純な目的】からの【行動】はバレてしまうのである。

いいなと思ったら応援しよう!