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だからって、それはいつもじゃない。

こんばんは。
ジョインズハウスの安田です。

今日は、ケアマネージャーがいらして
幸助さんと面談する日でした。

指定時間は11時。
最近、ほっとくと10時頃迄寝ておりますが、
今日は、ちょっと早めに起きてもらいました。

なぜなら。
起き抜けだと、身だしなみを整えても
アタマの方がついていかず、困ったもんだの
応答になってしまうからです。

しかし、そのかいもなく、今日は質問されることに
いつもの調子よさが出ないようでした。
(昔むかし、優秀な営業マンだったのです。)

私と面談後してお帰りになった後、
ゆっくり朝昼兼用の食事を出し、
だんだん日常に戻ってきた感じになったので、
「今日は自分のお名前も忘れてしまわれたんですよ…」が
気になり、聞いてみた。

「もしもし、あなたのお名前を教えてください。」
「わたしはやすだのこうすけちゃんです。」
「そうですか。
では、私は誰だかわかりますか?」
「やすだのりこさんです。」(お~、今日は当たってる)
「では。こうすけさんと私はどういう関係ですか?」
すると、すかさず、
「マラソンのあとです。」

「それは、もしかして、ふーふー。(夫婦)ってことですか?」
「そーです!」

もう笑うしかないでしょう?
昔から話が面白くて楽しい人でした。

認知症になったからといって、すべて出来なくなるわけでは
ないのです。

join姫も16歳。
人間の歳でいえば80歳を超えているのでしょうか。
あたち、しっかりしなくちゃ。と言っているんじゃないかと
思うくらい、キリっとした表情を見せたりします。

お父さんからおやつを貰いました。

どこも悪くない人間などいない。(動物もね)
どこかしら不具合をかかえて生きていて、
だからこそ、それが全部だと決めつけてはいけない。
と、日々思い知らされる。

お父さんを見る眼差しはまるで見守っているようです。

一日、いちにちが大切な日。

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