決定の「決め手」はいつも同じ。
こんばんは。
国産米粉のパン工房ジョインズハウスの安田です。
今日もやってきた。
そんなこと、ある?という出来事が。
一昨日、ご臨終となったホイロさん。
翌日の昨日朝、メーカーの郡山営業所に電話をすると、
当日夕方来てくれて、致命的となったヒーター部の漏電が判明。
これがないと、パン屋は成り立ちません。
同機種を希望し、翌日営業さんから電話が入り、
現状や在庫確認、見積もりも持参し夕方来店。
それからそれから。
約1時間半。
話がとまらない。
そして、びっくりな繋がりがあったりすると、
より一層話に厚みが出るのは必至。
そう、私が「選ぶ」基準は、「ひと」です。
ほぼ外出できない状況下、
生協の配達や、
近くに住む娘が不足品を買ってきてくれたり。
それ以外はよく通販を利用するのだけど、
こと人を介して購入するものは、
値段の安さだけでは決めることはない。
もちろん、あまりに違う時には考える余地はあるけれども、
こと業務用の安くない機器などは
メンテナンスを考えると
いつも対応してくれる担当者がいる。という安心感は大切だ。
ということを今日も痛烈に感じた。
希望しているのだから、吹っ掛けて売る、とか、
そこには必要ない、と内心思っても、売っちゃう、とか、
そういう残念な売り方をしているひとも中に入るかもしれない。
その時は、儲けた、と思っているかもしれない。
でもね、そういうひとは、実は多くの人に見抜かれている。のをご存じか。
アノヒトハキヲツケナヨ。
調子に乗って、わかっていないのは本人だけかもしれないのだ。
翻って、
それじゃあんたが会社に怒られるんじゃないの?なんて、
買う方が心配するような、真摯な対応をしてくれる担当者には
きっと代替わりしても、うちは代々あそこだから。って言うのだろうなぁ。などど妄想する。
もちろん、今日の営業さんは後者である。
さて。
そのホイロは受注生産の為、納期は約2か月後。
その間、どうするか。
ふと、今使用していない、コンベクションオーブンを見ていたら、
「発酵」のダイヤルがあるのを見つけた。
(使ってことがないのだ)
夕方、早速、試作してみた。
コンベクションオーブン(2台)には、六取り天板は
もちろん入らないので、小さい天板3×2で賄ってみた。
お~、ほぼ同様に仕上がりました。
ミキシングと焼成部分はこれまで通りです。
だから美味しく出来るのは当たり前。
しかし、
(発酵の)温度と湿度の管理を手動でするのは、とてつもなく面倒で、
今更ながらこれまでのホイロの有難さを噛みしめながら、
新たにやってくるホイロさまを待ちましょう。