放課後児童支援員の役割
前回は、放課後児童クラブに通う子どもたちがどのように過ごしているのかについて、お話しました。
今回は、その子どもたちに対し、私たち放課後児童支援員がどのような役割を持ち、育成支援していくのかをお話いたします。
まず、放課後児童支援員の役割について運営指針にこのように記されています。
この記されていることを細かく分けると、
・豊かな人間性と倫理観を備えること
・常に自己研鑽に励むこと
・必要な知識及び技能をもって育成支援に当たること
・関係機関と連携して子どもにとって適切な養育環境が得られるよう支援すること
・放課後児童支援員が行う育成支援について補助する補助員も、放課後児童支援員と共に同様の役割を担うよう努めることが求められること
となり、上4つの項目は『子どもの育成支援や養育環境づくりに関しての心得』、下1つの項目は『放課後児童支援員の資格を持たない補助員も、資格を有する放課後児童支援員と共に同様の役割を担うこと』が記されています。
特に、『放課後児童支援員の資格を持たない補助員も、資格を有する放課後児童支援員と共に同様の役割を担うこと』については、働いて数年の職員から『そういうことは、資格を持ってる方やからできますねん』とか『私みたいに働いて歴が浅い人やから、そんなんようやりませんわ』と聞いたりするのですが、この表記がある以上、歴が浅い、資格を有していない職員も資格を持っている放課後児童支援員と同様に行っていくことが必要となります。
では次に、放課後児童支援員として行う育成支援の内容についてお話いたします。放課後児童支援員として行う育成支援の内容について、運営指針には下記の通り記されています。
大まかにいうとこれら9つの内容となります。
これらについて詳しい内容については、今後数回に分けて掲載していきますので、引き続きご覧になっていただけると幸いです。
今回もご覧いただきありがとうございました。