子どもたちが自ら進んで通い続けられる放課後児童クラブにするには
前回は、私たち放課後児童支援員がどのような役割を持ち、育成支援していくのかをお話いたしました。放課後児童支援員の役割についてや、育成支援の大まかな内容について9つお伝えいたしました。
今回から、その9つの育成支援の内容についての1つ1つお話していきますが、今回は、子どもたちが自ら進んで通い続けられる放課後児童クラブにするためにどのようにして作り上げるかをお話いたします。
まず、子どもたちが自ら進んで通い続けられる放課後児童クラブにするための大前提として『楽しくてワクワクする放課後児童クラブ』であることが必要です。
前に出させていただいた記事『私が考える放課後児童クラブ・学童施設のあり方』でも述べさせていただいておりますが、放課後児童クラブが楽しくない、おもしろくない場所だと、子どもたちも通うのが嫌になります。
ですので、子どもたちが自ら進んで通い続けられる放課後児童クラブになるためには、『楽しくてワクワクする放課後児童クラブ』になることが当然大前提になってきます。
ただしこの、子どもたちが自ら進んで通い続けられる放課後児童クラブにするための大前提である『楽しくてワクワクする放課後児童クラブ』になったからといって、子どもたちが自ら通い続けられるとは限りません。
子どもたちが日々通い続ける中で、嫌な出来事やしんどい、飽きた、サボりたいなど気持ちの揺れが起こることもあります。そういったときに、私たち放課後児童支援員たちは、その時々の子どもの様子を細やかに察知し、心情によりそい、援助していくことが大切です。
なお、『楽しくてワクワクする放課後児童クラブ』を目指す上で一番大事なことがあるのですが、それは、私たち放課後児童支援員が一番元気に楽しそうに仕事をすることです。私たち放課後児童支援員が元気なく嫌々仕事をしていると、その雰囲気が放課後児童クラブに移り、それが子どもたちにも伝わり、なんか重苦しい空気の児童クラブになってしまいます。
ですので、私たち放課後児童支援員が一番元気に楽しそうに仕事をして、子どもたちに元気を与えることがなにより『楽しくてワクワクする放課後児童クラブ』の近道なのではないのでしょうか?
今回もご覧いただきありがとうございました。