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【入社1年新米ウェディングプランナーにインタビュー】帰り道に涙した・・・あの日のこと。

こんにちは!レッツジョイン公式note編集長の和田です。みなさんは、社会人1年目の頃、どんな風に過ごしていたか覚えていますか?

今回は、昨年入社して新米ウエディングプランナーとなった婚礼事業部の佐藤悠夏(はるか)さんにインタビューをしました。

4月には後輩が入社してくることもあり、この1年を振り返ってみての心境や自分自身の変化について話を聞きました。

新入社員時代は遠い記憶の彼方になっている方も、「あの頃」を思い出してもらえたら嬉しいです!

プランナーになる遺伝子をもっていた⁉

和田)最初に聞いてみたいんだけれど、悠夏さんはなぜ、ウエディングプランナーになろうと思ったの?

佐藤)父が元ホテルマンで、母も元ホテルのサービススタッフや旅館の仲居の仕事をしてたんです。高校生になる弟も今、ホテルの仕事を目指してて。これは、完璧に遺伝子だな!って思ってます。

和田)え~!家族みんな、サービス業の仕事をしているんだね。

佐藤)毎年、夏の旅行はホテルか旅館に泊まるって家族なんです。普通は、家族で水族館に行くとかじゃないですか。それが、うちは良い旅館に泊まるっていうのを去年までやってました。今年は私も忙しくて行けなかったんですけど。

和田)そういう意味では、悠夏さんは目が肥えてる感じだね。この仕事に就くことについては、ご両親に反対されることはなかったの?

佐藤)私、小学4年生からずっと「やりたい!やりたい!」って言ってて。ウェディングプランナーになりたいって言い続けて、これなので。「夢、叶えたね」って言わました。

和田)すごい!夢を叶えた人なんだ!

佐藤)ちゃんと努力すれば、夢は叶うんです。

ドキドキワクワクしながら
お客様をお出迎え

アルバムに書いた夢を叶えた!超・戦略的行動力のヒミツ

和田)お~!すごい。その自信が悠夏さんの中にあるんだね。そのために、自分で目標を定めて進んできたって感じ?

佐藤)小学4年生の時にそう思ってから調べ始めて、専門学校があるんだみたいな。そこから始まって、家にパソコンがなかったので、パソコンの使い方がわからないとか、授業でパソコンをしてもクラスでビリくらい打てなくて(苦笑)これはやばいと思って、商業高校に進みました。

ワードとかエクセルを使えると就職にも有利だし、仕事にも使えそうだと思って商業高校に行って、そこを学んで、そこからブライダルの専門学校に行きました。

和田)すごい…。ある意味、戦略的だね!昔から悠夏さんは、自分が何かやりたいと思ったら、これは苦手だから克服しようみたいに進んできたの?

佐藤)そうですね。

和田)でも、小学4年生でウェディングプランナーとの接点ってなくない?

佐藤)初めて参列したのが小学4年生の時の伯父の結婚式でした。

和田)なるほど!でも、参列することはあっても、プランナーさんって前に出てこないよね?なんで知ったの?

佐藤)結婚式に参列して、すごいキラキラしていて、この雰囲気いいな~!っていうところから入って、結婚式を調べ始めたらプランナーっていう仕事があって。どんどん興味をもった感じ。

和田)へ~!すごいね。小学4年生の子が結婚式に参列して、プランナーのこと調べるって。

佐藤)将来、こういうのがしたい!って言ったら、お母さんが元サービスだから「プランナーって仕事があるよ」って言われたところから入ったと思うんですけど。

和田)こういうところで働きたいみたいな感じだったんだね。

佐藤)絶対、結婚式がいいなって。でも、高校の先生にはすごく反対されたんですよ。ものすごく反対されて。今は、少子高齢化だから結婚式あまり需要がないよって言われたんですけど、絶対聞かない!と思って。

和田)先生に反対されても折れない気持ちって、どこからきたんだろう?

佐藤)先生に言われたところで、何年も思い続けてきて、やめるわけなくない?みたいな。絶対に折れなかったですね。

私、「やってみたい」って気持ちがすごく強くて。好奇心ですよね。本当に好奇心が強くて、やってみよう!やってみよう!みたいな。猪突猛進って感じですよね。

和田)好奇心って誰にでもあると思うけど、多くの人は、それと同じくらい不安な気持ちもあって諦めたりするのかなと思うんだけど。反対されたり、自分はできるのかなって思ったり。

悠香さんみたいに自分の気持ちに真っすぐに進めることって、すごい強みだよね。不安になったりすることって、ないの?

佐藤)あります。あるんですけど、やってみなきゃわかんないじゃないですか。プランナーもやってみたいと思ったし、人の幸せになるところを見るのが好きですしね。サプライズとか楽しくて好きなので。

「自分でやってみよう!」
と最近始めたジェルネイル

涙が勝手に流れてきた日は「夢のはじまり記念日」

和田)リアルに「小さい頃の夢を叶えた人」ってあんまりいないよね?

佐藤)いないですね。私、小学校のアルバムにちゃんと書いてますもん。ウエディングプランナーになりたいって。よくサッカー選手とかイチロー選手とか書いたとかありますけど、私もそんな感じで書いてました。

和田)実際、夢を叶えて、夢の中にいる今、1年経ってみて率直にどんな気持ち?

佐藤)まだ施行(結婚式)を持っていないんですけど、自分の担当は持たせてもらっていて、打ち合わせデビューをしたんですけど。

なんでしょうね・・夢を叶えたんだ・・と思って、その日の帰りに勝手に涙が流れてきて。嬉しかったんでしょうね。

でも、まだ本番を迎えたわけじゃないので、ちゃんと夢を叶えたって言えてないんですけど。まだ、こっから、一組だけ叶えるわけにはいかないので。

実際の卒業文集

和田)涙が流れるくらい嬉しかったんだよね!その方達はいつ挙式されるの?

佐藤)8月です。まだ期間はたっぷりあります。

和田)最初の打ち合わせの時はどうだった?

佐藤)もう・・・ド緊張で!ものすごく緊張してたんですけど、お客様がニコニコして話してくださったので、途中から打ち解けてきて、やっぱ楽しい!ってなりました。

小学4年生からの夢を叶えた悠夏さん。最初のお客様との打ち合わせの日に流した涙はきっと、これからウエディングプランナーとして歩んでいく道のりを支えてくれる力になるのかもしれません。

夢が叶ったその先に描く「私が目指すウェディングプランナー」

和田)入社してもうすぐ1年になるけれど、振り返ってみてどんな1年だった?

佐藤)一瞬で1月がきちゃったなって思って。駆け抜けた感じです。今まで専門学校で学んできたんですど、やっぱり机上で学んだことと実践はまた別で。プランナーさんの演出とかキャプテン(サービススタッフ)はこういう動きをしてるなとか。

仙台の専門学校だったので、仙台の結婚式と山形の結婚式も違うので。入社して、山形の結婚式というか、パレスグランデールの結婚式をダイレクトに感じました。

和田)悠夏さん自身は、入社したことで自分が変わったなと思うことはありますか?

佐藤)今まで以上に、相手の気持ちを考えるようになった。

和田)具体的にはどういうこと?

佐藤)人見知りもしないので、結構いろんな人にすぐ声をかけちゃったり、突き進んでくるところがすごいあったんですよ。

和田)うん。それはいいところだよね。

佐藤)気遣いとか配慮することとかも学んできたんですけど、学んだことと実際とはやっぱり違ってて。同じ言葉でも、相手がどのような意図で言っているのか?を考えるようになりました

和田)それを考えるキッカケになったことがあったの?

佐藤)先輩の打ち合わせに同席させてもらった時に、私が見ていたところと、先輩が見てほしかったところが違ってて。先輩からは「言葉遣いを主に見てほしい」と言われることが多かったです。

それを見ていく中で、確かに、親御様の時の方が少し声のトーンを低めにしてたんですよね。声のトーンが高いと明るい感じではあるんですけど、極端に言うと子どもっぽくも感じてしまう。

親御様に信頼感をもってもらうためにはどうするのか?この人に任せても大丈夫って思ってもらうためには、どうするのか?ということを先輩が伝えてくれたんだと思います。

私は最初、自分では出来てるって思ってたんですけど、指摘されるということはできていないということですよね。じゃあ、もうちょっと声のトーンを低めにしようと思って。

打ち合わせ前のテストで先輩に見てもらった時に「変わったね」と言われて。ちょっと変えただけでも、感じ方が違うんだな!って。

和田)自分では出来てるって思っているを出来てないよって言われると落ち込んだりもすると思うんだけど、前向きに改善できた悠夏さんは、どんな気持ちでいたの?

佐藤)自分で足りていない部分なんだなって思ったんですよね。もっと、いいプランナーになるためには、これが必要だから、変わらなきゃ!って。

和田)4月には後輩が入社してくるんだけれど、後輩に向けて一言アドバイスをお願いします!

佐藤)元気な挨拶!!

和田)確かに!悠夏さんはいつも元気に挨拶してくれるよね。

佐藤)私、ずっと「おはようございます!」ってすれ違う人に挨拶していたら、お掃除をしてくれている方からも「いつも元気だね~」って声をかけてもらったんです。

私も元気に挨拶してもらえると嬉しいし、この子、元気だな、なんか一緒にやりたいなって思ってもらえたりしますよね。だから、私は元気に挨拶しています!

お客様との打ち合わせに臨む悠夏さん

私も社内で悠夏さんとすれ違った時に元気に挨拶をしてもらい、それだけでなんか元気をもらった気持ちになったことを思い出しました。

小学4年生からウエディングプランナーになる夢を抱き続け、それを叶えた悠夏さん。「まだまだやりたいことはたくさんあります!」と夢のその先にある景色を胸に、これから出会っていくお客様へ素敵な結婚式をプランニングしていくと思います!

どうぞみなさんも、悠夏さんのウエディングプランナーとしてのこれからを楽しみに見守ってください!