読書感想『ハック思考 最短最速で世界が変わる方法論』
著書名:『ハック思考 最短最速で世界が変わる方法論』
著者:須藤 憲司
発行:幻冬舎
■どんな本?
非常に口コミでは評価が高い著書です。
ただ、口コミでも書かれていますが、もしかしたら好みが分かれるかもしれません。
端的にどういった本?かと言うと、
私の理解が合ってないかもしれませんが、
人と違う規則性や法則を見つけて、・・・①
その規則性や法則を構成するシステムのスキマに介入する。・・・②
というたった2つのステップを実行すれば世界をハックできる。
世界をハックというのは、例えば、ビジネスだったり、日ごろの仕事に置き換えてもいいかもしれません。
そういった成果を出すためには、すべての物事を疑って観察して、気づきを得るところはどこかを探し、その気づきの部分を拡大できる仕組みをつくればいい、ということ(だと思います)。
すみません、私の理解が追いつてません。。。
著者の方は、20代の頃からそういったモノの見方、行動を発揮して、数々の成果を出してこられた方です。
ただ、正直に言うと、私自身、理解が追いついてない分、腹落ちまでしきれてない消化不良を起こしています。仕事をしていく上で、非常にコアとなる部分を語っているだろうと思うのですが、目の前の仕事に置き換えた際、思い浮かべそうにないです。
■どういう人に向いてる?
私自身は、そこまででしたが、ただ、20代の頃にこの本に会って、その考え方に感化したら、それはそれで非常に効果があったなと感じます。
私自身、ある程度、経験値と役職がついた分、多少なりとも、日々の仕事や今後の事業についてのモノの見方というのが少なからず身についているので、そこまで衝撃を受けなかったのかもしれません。
■目次
第1章 世界をHackするための2ステップ
第2章 真の因果の見つけ方
第3章 “視点”の引き出し
第4章 “方法”の引き出し
第5章 “勇気”の引き出し
第6章 人生の出来事すべてが引き出しになる
■著者のプロフィール
須藤 憲司
Kaizen Platform Co‐founder&CEO。2003年に早稲田大学を卒業後、株式会社リクリートに入社。同社のマーケティング部門、新規事業開発部門を経て、株式会社リクルートマーケティングパートナーズ執行役員に就任。RING(新規事業)、ARINA(イノベーション)、トップガン(大手営業)、経営への提言(論文)という全社表彰を全て獲得し、グランドスラムを達成。当時最年少の執行役員として活躍。2013年にKaizen Platform,Inc.を米国で創業。現在は日本、US、韓国、台湾の4拠点で事業を展開
■本の詳細
著書名:『ハック思考 最短最速で世界が変わる方法論』
著者:須藤 憲司
発行:幻冬舎
発売日:2020/3/17
ページ数:189ページ
■良い口コミ
・著者を間接的に知っており、多くのメディアで見てきたが、この本は衝撃。仕事に対する姿勢が変わるレベル。20代で出会ってほしい1冊。
・著者のスドケンさんの親切さが伝わってくるような、とても読みやすい本でした。人によって好みはあるかなと思いますが、私はこれ系の使ってナンボのやつは大好きです。
・この本で学んだことを活かし、世界をハックして行きます。
これからの時代に必要な思考です。
■悪い口コミ
・すごく、実りがなくてビックリしました…。読み違えたのかと確認するために何度か読み返しましたが何度読んでも同じでした。こんなの初めてです。科学的根拠に基づいた脳科学や理論の上からハック思考を学びたかった人には向いていません。須藤憲司さんが好きな人には向いています。
・なんだかいろんなことに言及していたが読了後に、具体的に何を学べたか思いだせない、そんな本。よく聞く一般的な意見を主張していることが多いが、根拠が貧弱で説得力がなく、意見に独自性もないので、情報として価値が低い。
■まとめ
咀嚼しきれなかったですが、1点、著者が若い頃に、上司から教わった
『1時間で学ぶ「責任者の仕事」』というのが、非常にわかりやすかったです。
なるほど!と思いました。
以上です。