読書感想『地球の歩き方 ムー 異世界(パラレルワールド)の歩き方ー超古代文明 オーパーツ 聖地 UFO UMA』
著書名:『地球の歩き方 ムー 異世界(パラレルワールド)の歩き方ー超古代文明 オーパーツ 聖地 UFO UMA』
著者:地球の歩き方編集室
発行:地球の歩き方
■どんな本?
『地球の歩き方』×『月刊ムー』
ともに1979年創刊のロングセラーブランドがスペシャルコラボ。
世界中のスポットにある神秘に迫る異世界の歩き方が随所に網羅された著書。
子供の時に見たUFOや幽霊といったオカルトの世界に足を踏み入れたような本です。
特に旅行好き&オカルト好きで2冊とも、これまで何度となく愛用してきた冊子がコラボするなんて、何気なく立ち寄った本屋で見つけた時は、テンション上がりました!
とはいえ、月刊ムーに書いてあるような、正直、眉を顰める(笑)ような「ほんと?」といったすこしどす黒いような内容というわけではなく、地球の歩き方に少し寄ったようなライトな仕上がりになっているので、カラパイア(https://karapaia.com/)のような濃さを求める方は、少しがっかりするかもしれません。
ただ、こういった形でコラボするというのは、非常に面白い取り組みだなーと感心しました。
他にも「ジョジョの奇妙な冒険」とのコラボがあったり、
個人的には、コロナ過で海外旅行が激減して、「地球の歩き方」の発行部数もかなりの大打撃を受けたのでは?と思う中で、編集部の皆様が知恵を絞ってこういったコラボでの本の出し方をされたのは非常に感動しました(勝手に)。
■目次
【巻頭特集】
● イースター島 の モアイ像 は「 ムー大陸 」の後継なのか!
● ピラミッド に残る謎の空間は 、 古代核戦争 の 軍事基地 か
●地上絵が伝える宇宙からのメッセージとは!
●人智を超えたテクノロジー 、 ストーンヘンジ の謎
●「 空のオーパーツ 」はアトランティス の痕跡か宇宙の使者か
●世界で目撃される UMA は 、 恐竜の生き残りだった!
【巨石文化の謎を旅する】
ピラミッド 、 イースター島 、 コスタリカの石球 、 ストーンサークル 、 マルタの巨石神殿群 、 ドルメン
【宇宙からのメッセージ】
ナスカの地上絵 、 ミステリーサークル 、 UFOスポット 、 宇宙人レリーフ 、 黄金ジェット 、 恐竜土偶 、
水晶ドクロ 、 シュメール文明 、 アヌンナキ 、 縄文土偶 、 アステカカレンダー 、 ネブラディスク 、 ミイラ
【UMA「未確認生物」】
妖精 、 サンタクロース 、 ビッグフット 、 イエティ 、 巨人 、 ネス湖 、
ツチノコ 、 河童 、 キメラ 、 人魚 、 狛犬とスフィンクス 、 ドラゴン
【聖地&パワースポット】
セドナ 、 シャスタ 、 デビルズタワー 、 グラストンベリー 、 エアーズロック 、
洪水伝説 、 バベルの塔 、 シナイ半島とモーセ 、 契約の箱(アーク) 、 エルサレム 、
日本のキリストの墓 、 アンコール遺跡 、 ボロブドゥール 、 磐座 、 古墳
【ミステリーゾーンへ】
ギリシア神話 、 クレタ島 、 世界7不思議 、 ローマ遺跡 、 ポンペイ 、 ペトラ 、 アーサー王と聖杯伝説 、
ケルト十字 、 フリーメイソン 、 幽霊ホテル 、 拷問博物館 、 吸血鬼 、 大英博物館 、 ヒッタイト 、
トプカプ宮殿 、 ピリ・レイスの地図 、 ペルセポリス 、 マチュピチュ
【沈んだ大陸の痕跡を捜しに】
●ムー大陸 ナンマドール 、 与那国島
●アトランティス大陸 サントリーニ島 、 南極大陸
●レムリア大陸 モヘンジョダロ
●古代核戦争の痕跡 カッパドキア
【旅の準備と技術】
エスペラント会話
【特別付録】不思議な世界MAP&歴史年表
【地球の歩き方 VS ムー 編集長対談】
【「世界ふしぎ発見!」インタビュー】
■本の詳細
著書名:『地球の歩き方 ムー 異世界(パラレルワールド)の歩き方ー超古代文明 オーパーツ 聖地 UFO UMA』
著者:地球の歩き方編集室
発行:地球の歩き方
発売日: 2022/2/10
■良い口コミ
・発売日に出版社とAmazonの在庫切れ発生!という発売前から話題の本。売切れの店頭も…予約しておいて良かった!
想像以上に面白い!!
400ページ以上の分厚さと情報量、フルカラーでこの値段…コスパはかなりいいのでは。
・ムー編集部の気合いを感じます
この値段でこの情報量なんてお買い得すぎる
・コロナ禍という状況もあり、(特に)海外旅行には行けない中で、旅のワクワクを想起させる面白い本に出会えて良かった、という感想です。
ピラミッドはどうやって造られた?UMAの存在は?時代背景にそぐわない出土品の正体は?まだ見ぬ海底に沈んだ大陸の存在とは?地球外生命体は存在するのか??
内容はオカルトに特化せず、様々な事象に対する理論の紹介も豊富です。
■悪い口コミ
・この本は何だ?
全くムーらしくない。ムーというのは元々、荒唐無稽な常軌を逸した、前代未聞の内容を売り物にする雑誌で、この内容を想定していたにも関わらず、全くもって只の歴史ガイドブックの内容だ。
■まとめ
個人的には、この本はメルカリで出品せず、永久保存版として家に保管しておきたい、そんな本でした。