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木の幹の大部分は死んでいる

どうも、小倉丈一郎です!

2021年4月に新潟から奈良へ
移住してきこりやってます!

新潟で林業家として独立するために
奈良の森庄銘木産業で林業を学んでいます。

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【樹幹の分類】

樹幹は表面にある樹皮とその内部にある
木部に分けることができます。

木部については色が濃くなっている心材と
薄い辺材に分かれます。

また、樹皮は表面の茶色などの色をした
外樹皮と白い内樹皮、さらに内樹皮と辺材の
間には形成層という極薄い組織があります。

この形成層が細胞分裂をすることで
内側に辺材を、外側に内樹皮を作ります。

木部は柔細胞という栄養分の貯蔵庫の
役目をしている細胞を除いて、時間の経過
とともに内容物が流れ出て
死んでしまいます。


【生きている部分、死んでいる部分】

上記の中で生きている組織は、形成層と
内樹皮、辺材のごく一部にある柔細胞だけ
になります。

これ以外の組織は単に細胞壁が
残っているだけです。

つまり、立木の幹は大部分が
生命活動をしておらず死んでいる
状態なのです。


山からは以上でーす!
またあした!

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