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竹が腐りにくい時期と油抜き
どうも、小倉丈一郎です!
新潟県三条市出身、26歳
現在は奈良県宇陀市の森庄銘木産業で
樵(きこり)の仕事をしています。
新潟で林業家として独立するために
奈良へ移住して林業を学んでいます。
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竹を切るのに適した時期は秋冬です。
春から夏はよくよく成長するので
水分を多く含み腐りやすく
虫もわきやすいです。
1年も経たずに活用できないほど傷みます。
秋~冬は竹の成長が緩やかで
余分な水分や栄養がないぶん竹が
引き締まっていて、加工して
活用するのに適した状態です。
【竹の油抜き】
竹は水分を内部から逃がさないため
表面にコーティングがあります。
油抜きとは竹の表面に
コーティングされている
油分を落とす作業です。
竹に含まれる水分を蒸発させて
腐りにくくするために行います。
油抜きの方法は
灰と水を混ぜて液体を作り
ゴム手袋で竹にこすりつけます。
表面のツヤがなくなるので
風通しが良く雨の当たらない所で
3ヶ月ほど乾燥させます。
以上でーす。
またあした!