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ナビサイトの検索条件を上手に活用して、自己分析と企業研究を同時にする方法【就活宿題⑦】

こんにちは!JOI STARTの就活アドバイザーの佐藤やすよです。

前回は横山遼さんから「カンバンを使ってやるべきタスクを見える化しよう!」という就活宿題をご紹介しました。忙しい就活生のスケジュール管理にビジネスで用いられている手法を取り入れる、シンプルでありながらも分かりやすい就活宿題でしたね!

今回は、少し趣向を変えて、自己分析と企業研究が同時に行える一石二鳥な就活宿題のご紹介です。

就職活動の開始と同時にナビサイト(リクナビやマイナビ)に登録して、企業情報や採用情報をチェックしている方は多いのではないでしょうか。
反面、JOI STARTで就活アドバイザーに相談してくれる学生からは、

「ナビサイトには掲載されている企業数が多すぎる」
「どの企業にエントリーすればよいのか分からない」
「どの企業も同じに見えてしまう」

といった声を聴くことも珍しくありません。

そのお悩みの原因は、自分が就職先に何を求めるのかが明確になっていないことがほとんどです。このお悩みを解消するヒントとなる就活宿題に取り組んでみましょう!

就活宿題:検索条件から考える、自分に合った企業の条件リスト作成

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ナビサイトには必ず備わっている、企業検索機能。検索機能では、業種や職種といった基本的な条件の他にも、様々な条件を設定して、企業を絞り込むことができます。豊富に用意されている検索条件を、下記のような手順で自己分析や企業研究にも活用しましょう!

STEP1 ナビサイトにある検索条件を全て書きだす

まず、利用しているナビサイトにある企業検索条件をすべて書き出してみましょう。この時点では、ご自身の価値観に沿った切り分けは不要です。
ただひたすらにノートやPC上に転記していきます。ナビサイトごとに若干視点は異なりますが、様々な条件を設定できるようになっているはずです。

STEP2 すべての検索条件にレベル付けをする

STEP1で書き出したすべての検索条件を、下記のS~Cの4レベルに切り分けます。ここは時間をかけずに直感で分けていきましょう。

【S】かなり重視する(絶対譲れない)
【A】重視する(意思決定を左右する)
【B】あまり重視しない(あれば嬉しい)
【C】全く重視しない(なくてよい)

STEP3 【S】と【A】について、そう思う理由を深掘りする

切り分けが完了したら、【S】と【A】の条件に注目して深掘り(=自己分析)を進めます。その条件を譲れない理由、自身の働きに与える影響、譲れないと思うようになったきっかけ、その条件の裏側にあるデメリットも許容できるのかなど、徹底的に自分の思考と向き合う時間を取ります。

深掘りした結果、レベル分けに変化が生じてもかまいません。また、検索条件には無い、自分らしい条件が言語化される可能性もあります。その場合は、企業情報を見る際のチェックポイントとして書き留めておきましょう。

例えば…「従業員規模100人未満」をSとした場合
Q. 小規模な企業で働きたいと思うようになったきっかけはなにか
Q. その従業員規模であるメリットは、必ず受けられるものか(調べる)
Q. その従業員規模だと生じるデメリットは何か

STEP4 自分専用の検索条件リスト(超厳選版と重視条件版)を作成する

STEP3でじっくりと自己分析をしたら、最終的に【S】と【A】を付けた条件をリスト化します。超厳選版は【S】条件に加え【A】条件も合わせたもの。重視版は【S】条件のみになります。条件リストを2つ作成するのは、志望企業の優先順位付けをするためです。

超厳選版で検索すると、自分の理想に合った企業が浮かび上がってきます。重視版で検索すると、少し視野を拡げた企業研究ができます。ナビサイトに検索条件を保存できる場合は、保存しておくのもおすすめです。

こうしてSTEP1~4まで取り組んでみると、下記のような一覧が出来上がります。

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今回は、自己分析と企業研究を同時にできる「検索条件から考える、自分に合った企業の条件リスト作成」をご紹介しました。

学業との両立もあり、就活にかけられる時間は限られている中で、闇雲に企業情報を読み込むのは時間がもったいないです。譲れない条件とそうではない条件を切り分けて、優先順位を付けた上で企業研究をするようにしましょう!

次回は、松浦加奈さんから就活宿題実例をご紹介します。ぜひチェックしてください!


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