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体験型ストア「b8ta Tokyo」で遊んできた話

こんにちは、株式会社アイリッジ取締役の渡辺智也(わたなべともや)です。
※Twitterもやっています!

先日アップした「CHOOSEBASE SHIBUYA」やエキナカ無人コンビニ「TOUCH TO GO」の体験レポートが好評です。お読みいただいた皆さん、ありがとうございます。
やはりオフィスで戦略を立てるだけ、ではなく、街に出て、現場を見て、自分でも手に取って体験することで得られる気づきは大きいですね!

というわけで、またOMO、すなわちOnline Merges with Offlineを体験するべく、渋谷に新たにできた「b8ta Tokyo」にお邪魔してきました。

<目次>
1.抜群の立地で流行を発信する「b8ta Tokyo」
2.タブレットやIOT家電との相性の良さ
3.店員との距離の近さも体験を面白くする

1.抜群の立地で流行を発信する「b8ta Tokyo」

今回訪問した「b8ta Tokyo」は、渋谷駅から徒歩約1分、宮益坂のふもとという超好立地にあります。
渋谷以外にもいくつか店舗があるようで、この渋谷店のコンセプトは「より進化した体験型ストアを見据えた実証実験店舗b8ta 1.5」だそう。
プレスリリースによると、
1)新たにカフェスペースを設置し、食品カテゴリーの体験拡充
2)店内での体験をリッチにするアプリケーションの開発
3)フレキシブルなイベントスペース
が他店舗との違いなのだそうです。

b8taの入り口

実際に訪れてみると、とにかく交差点からも目立つ!
夕方の渋谷で明るく輝く「b8ta Tokyo」は、流行の発信地としての可能性を大いに発揮していました。

最近の渋谷は、IT企業の発展だけでなく、大人の街としても流行を創出しているイメージがあります。
駅の東側が特に再開発されているエリアですが、「b8ta Tokyo」もその一環としてシンボリックな場所になる予感がしました。

入り口の壁にあるQRコードでアプリをダウンロード

中に入ると、やはり若者が多い!スマホ片手に歩き、そのまま入店する、という様子が見えました。
店内に入る前に、入口に大きく掲げられた「b8ta Tokyo」のQRコードを読み取って、専用アプリをダウンロードするといろいろな特典が使えるようになる、とのことで、もちろんダウンロードしてから入店します。
この点は、今まで訪れた「CHOOSEBASE SHIBUYA」などとは少し違う部分ですね。

アプリで商品情報を確認


2.タブレットやIOT家電との相性の良さ

「b8ta Tokyo」は店内にQRコード表示があるだけでなく、タブレットが数か所には設置されており、その商品の特長や使用イメージなどがテキストや動画で確認することができました。
これが思いのほか便利!
これまでのOMO店舗だと、商品の特長や素材、価格にいたるまで、すべてをQRコード経由でスマートフォンで確認しないといけませんでした。これは少々手間ですし、いいな、と思っても価格を見たら手が出せない値段で、がっかり感が増してしまう…なんていうことも防げそうです。
WEBサイトにアクセスする手前の段階で、欲しい情報がある程度手に入れることができるのは、消費者の心理の視点では「安心」を感じさせる、よい手法のように感じました。

また、実際に手に取ることはできても、ネット環境でないと「体験」しにくいのがIoT家電ですが、「b8ta Tokyo」ではいくつかの家電を触り、動かすことができます。
こうした点も他のOMO店舗とは異りますね。

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3.店員との距離の近さも体験を面白くする

もうひとつ、「b8ta Tokyo」の面白さは、店員との距離の近さです。
店内を進むと奥にはバーカウンターがあり、ビールやコーヒーをオーダーできるような雰囲気になっています。これは、専用アプリでスタンプをためるとその個数に応じてドリンクが無料で楽しめるような仕掛けも。
また、商品によっては、サンプル品の提供もできるようになっているおり、今回早速ページにアクセスして、キャンペーン中のビールを飲みました。
このビールは、お店でしか飲めない商品を自宅でも楽しめるようになっているサブスク商品になっており、実際飲んでみると、普通の缶ビールとは比較にならないほどまろやかで美味しいビールでした。このユニークさも体験の面白さを増やしているように感じました。

アサヒのサブスクリプションのサンプル品

OMO店舗も、ただ単にスマホで注文する、という仕組みだけでなく、「買い物=楽しい体験」を後押しする手触り感のある・人の温かさが感じられる取組みが重要になるだろう、と予感させる体験でした。

同じ渋谷にある「CHOOSEBASE SHIBUYA」はどちらかというとデザイン性や商品のユニークさを重視しているように感じたのに対して、「b8ta Tokyo」はスムーズな体験と感覚や感情への刺激を重視しているように感じました。
どちらもこれからさらに発展していくと思うので、今後の変貌が楽しみです!

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