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高校数学 オクトパストラベラー2から学ぶ、言及されない苦手意識へのアプローチ

言及されない苦手意識とは今日(2023年)では、学生はもちろん、それ以外の方でも、Youtubeで公開された数々の講義コンテンツ等を助けとすることで、独学での数学の学習がしやすくなっていると思います。 塾や予備校で教えた経験がある(もしくは現役の)講師の方も多いようで、勘違いしやすい・理解しづらいポイントを重点的に補足説明されていて、やっぱプロはちげぇ!、と思わされることも度々あります。 そんな中、私が高校数学をほぼ忘れてしまった状態で、そういった動画などを試聴しつつ参考

    • 社会の歯車になりたくない成功者は、プロ社会の歯車

      ふと、「社会の歯車」という言葉に思いを巡らせてみました。 前提として、「社会の歯車」という言葉は比喩表現にすぎない事は理解しており、「様々な製品の部品として使用される歯車」と「社会における人間」の関係性が同等であるなどとは思っておりません。 さて、振り返ってみると、'90~'00頃の日本にはまだ「社会の歯車になりたくない」的な雰囲気は、若者のなかにそれなりにあった印象なのですが、当時は会社に入れば「年功序列」「終身雇用」があたりまえの世界観。そのような時代において、社会の

      • 働きアリの法則の例えを出されると、違和感を覚える

        有名な法則なので、それ自体の説明は省略しますが、この法則は、「人を管理する側」が持ち出すケースと、「管理される側」が持ち出すケースがあって、それぞれで意図が異なるものだと思います。 管理される側は「重要な仕事こなしたり、周りから評価されたりしてないけれど、自分みたいな人がいるから組織は回っている」という考えの礎として用いたりします。 管理する側がそれを口にするときは、おそらく組織が上手く回っていないときの方が多いのではないでしょうか。「使えない奴ばかり。あいつも、期待外れ

        • 朝焼け

          トースター 灯(あかり)は落ちて 操舵針(ばり) あがる遮断機 因果回りて

          焔解く 白き蝋の 涙かな 現(うつつ)杭打ち よすがの賜(たまもの)

          泉鏡花の文体と量子コンピュータ

          しばらく前に読了した、ある小説の一説を引用します。 初めてこの文章を読んだとき、率直に言って違和感を感じました。そして、多くの人は私と同様に違和感を感じるものと思います。 なんだか、句読点の使われる意味合いが通常とは異なる気がするし、主語と述語の繋がりも掴みにくく感じます。煙に巻かれたような感覚に陥ると表現すればいいでしょうか。 ところで、ほとんどの人にとって、正しい文章とはビジネス文書といった括りで語られるものではないでしょうか。例えば、次のような指針は良くあるものだ

          泉鏡花の文体と量子コンピュータ

          ざんだんすうはちぶんのに!と同値性

          SPY×FAMILY というアニメを視聴していて、アーニャというメインキャラクターの幼女が「ざんだんすうはちぶんのに!」(←漫画の表記に準拠)というセリフを言ったのを聞いて、得意気に「1/4ね。」と思ってしまった私は、やっぱり数学に弱いのだと気づかされました。 少し話が逸れますが、数学の式変形において「同値性」という概念があります。これは、もしかすると大学受験において難関校を目指す環境にいた人でなければ、意識して学習する機会は無いものかもしれません。ちなみに、私は最近知りま

          ざんだんすうはちぶんのに!と同値性

          気付けども 我何知るぞ 軽井沢 道辿らねど 扉は開きて

          峠坂

          峠坂 霞出でたる 憂愁の 童の唄に 鬼笛も泣きて