【能登半島地震被災地支援】「デキタス」の無償提供を始めました。
「みんなにまなびをプロジェクト」を推進している当社は、2024年1月25日(木)より、能登半島地震の被災地に対する学習支援を実施することといたしました。被災地域の小中学生や、小中学校・学習塾などの教育機関に向けて、オンライン学習教材「デキタス」を無償で提供します。
「デキタス」で被災地の子どもたちへ学びの機会を届ける
2024年の元旦に起きた能登半島地震。多くの子どもが、安全に学ぶ環境を一瞬にして奪われました。地震から3週間以上が経ち、幸いなことに被災地では学校が続々と再開しています。再開が遅れていた輪島市の一部の小中学校でも、1月24日から子どもたちの受け入れが再開しました。学校は当面、授業は行わずに心のケアやレクリエーションを中心に行うとしています。一方、再開の見通しが立たない小中学校もあり、落ち着いて学習できる環境の確保は急務です。
「みんなにまなびをプロジェクト」では、下記を目標として、『デキタス』などオンライン学習教材を通じて全国の子どもに“学び”を届ける取り組みを2023年より行っています。
また、コロナウィルスの影響による休校が相次ぐ中、「学びをとめない」という目標のもと、2021年にも小中学校に対して「デキタス」の無償提供を実施してきました。今回も同様に、被災された方の厳しい現状の中でも、子どもたちの学びの継続は重要と考え、「デキタス」を提供させていただくことといたしました。
非常時こそ、学びを続けることが重要
「デキタス」は、学校の教科書を確実に理解することを目的に開発されたオンライン学習教材です。アニメーション動画やアバターなど、小中学生が楽しみながら学べる仕組みが満載で、ゲーム感覚で学習に取り組むことができます。インターネット環境と、スマホやタブレットなどの端末が必要にはなりますが、時間や場所を問わず自由に学ぶことが可能です。
非常時だからこそ、通常時と同様に学びを継続し、当たり前の日常を少しづつでも取り戻していくことが、学習面だけでなく精神面でも大事になってきます。「デキタス」を通じて、一人でも多くの被災地の子どもたちが日常を取り戻すお手伝いができればと願っています。
被災地の学習塾にも支援を
「デキタス」無償提供による学習支援は、個人だけでなく、小中学校や学習塾も対象としています。被災地の学習塾の方も、ご自身の避難もあり、すぐに再開できる状況にはないと思います。もしも再開を検討されている学習塾があり、「デキタス」がお役に立てるのであれば、「デキタス」を活用して子どもたちに学びの場を提供していただけると幸いです。
また、公益法人「全国学習塾協会」では、「支援学習塾リスト」を公表しています。これは、被災地域に居住または通学等をしている児童生徒に対して授業・学習相談を受け入れている学習塾のリストです。
「デキタス」は、支援学習塾への無償提供も行っております。
今回は期間を「3月末まで」としていますが、継続的な支援が必要なことは言うまでもありません。今後も必要に応じて、期間の延長は行ってまいります。
被害に見舞われている皆さまの安全と、被災地の一日も早い復旧・復興を祈念しております。