12月29日 命を燃やせ。最後の一瞬一秒まで。
今年も年の瀬がやってきた。
街がなんだかざわついて、「まぁ年末年始だから」という謳い文句で自分を許したくなる、そんな季節。
2024年の始めには、地震があった。飛行機の衝突事件があった。
個人的な話で言うなら入籍したり、大学を卒業したり、社会人になったり。結婚式を挙げたり、海外旅行へ出かけたりと色んなことがあった。
準備はとてもしんどかったはずだが、終わってみたらどれも「良い思い出」に美化されている。
その辛さを忘れている訳ではない。辛さを知りながらも、その先で得られた思い出のほうが大きいのだ。
今、自分の前に立ち塞がっている障壁を見てみる。一見途方もなく高くて、乗り越えることなど到底叶わない様に見えるものばかりだ。本当にそうだろうか?
私は、「若いうちの苦労は勝手でもせよ」という言葉が好きだ。
若い時というのは年長者と比べて見えている世界も狭いから、「この苦労をやった先の世界」が見えない。
「苦労をやった先の世界が見えない」という状況では、単純に言って2つの世界線がある。
「苦労した、その結果めちゃクソ最高な世界が待っていた」
「苦労した、その結果最低な世界が待っていた」
ついつい、後者ばかり待っていると想像してしまうんだよね。前者が待っているかもしれないのに。
これがきっと、アンコンシャスバイアスなんだと思う。
若い頃に苦労しておく。その中ではサイコーな世界が待っていることもあれば、最低な世界が待っていることもあるだろう。
自分の中の既成概念、固定観念が完全に凝り固まってしまったら最後、苦労ができなくなってしまう。「苦労してもどーせ良いことなんてないよ」と達観した中年を送りたくはないだろう??
だから、まだそういう固定観念が固まっていない時期=若い時期 に、自分から「一見途方もなく高くて、乗り越えることなど到底叶わない様に見えるもの」に挑戦する癖をつけておく。コレが大切なんだろう。
スティーブ・ジョブズの有名な言葉がある。
今日が人生最後だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか?
本当にやりたいことをやっている時、きっと貴方の命は燃えているし、苦労している。
苦労しよう。死ぬもんじゃなし。