【脱サラブログ#9】やること、決めることがまあ多いという話
脱サラしてビジネスをはじめると、自分で全てのことを決断しなければなりません。
今日は、私が脱サラし、ビジネス開始するまでにおこなったことについて書きたいと思います。
以下の順番で紹介していきます。
開業届の提出
開業届は必ずしも提出する必要はありませんが、メリットとしては青色申告で確定申告ができることです。青色申告することによって、最大65万円の特別控除を受けることができます。
実は私の場合は、会社員時代に持ち家を賃貸に出し、家賃収入があったため、会社員時代に開業届は提出済みでしたので、そのため脱サラ後に改めて届け出る必要はありませんでした。
メールアドレスのドメイン取得
次に、会社用のメールドメインを取得しました。
会社用のメールドメインを取得すると、「~@(会社名).com」や「~@(会社名).co.jp」などの会社名をメールアドレスに入れ込むことができます。
「~@gmail.com」などのフリーメールでも問題はありませんが、それでは、どうしてもプライベート感が抜けないのと、事業としての信用力をあげたかったというのが理由です。
会社用メールアドレスを持つためには、ドメインを取得し、月額のサーバ利用料を支払う必要がありますが、これは必要経費と考えています。
方法としては、お名前.comのようなドメイン取得サービスで取得する方法が一般的かと思います。私はホームページ作成の用途はなかったため、最もコスパがよさそうな、gmaiの有料版「Google Workspace」の契約をすることでドメイン取得をしました。
ビジネス用銀行口座、クレジットカード開設
会社員時代は、銀行口座もクレジットカードも作れない心配などありませんでした。しかし、脱サラする大きなデメリットのひとつは信用力の低下です。
銀行口座もクレジットカードも開設できないのでは。。と心配していましたが、特に問題なく審査を通過することができました。
そもそも、ビジネス用の口座とカードがなぜ必要?という疑問がある方もいると思います。これは、プライベート用の口座やカードと分けないと、会計処理が大変だからです。これはこの後の章であわせて説明します。
会計ソフトの導入
会計ソフトは必須であるといえます。
ビジネスをするにあたり、日々の仕入、旅費、接待費、サービス費、売上、在庫などの情報を全てExcelなどで管理するのはできなくはないですが、ナンセンスです。
また、会計ソフトを入れたとしても、1行ずつ手動で仕訳を入れるのもナンセンス。
ここでビジネス用の口座、カードの必要性について改めて説明します。
有名どころの会計ソフトには、API連携という機能があり、銀行やカード会社のサイトとデータ連係することができます。
これによって手間を大幅に削減することができます。このときにプライベート用の口座しかない場合は、連携後に分類分けしないといけないですよね。これがビジネス用口座、カード開設が必要な理由です。(ちなみに私はマネーフォワード会計を使ってます)
個人ビジネスでは、経営のコアな部分に自分のリソースをどれだけ投入するかで結果が大きく変わってくると思っています。その意味で、こういったバックオフィス業務はできるだけ効率化、もしくは外注したいところです。
個人事業主としての屋号決定
屋号は特になくてもいいです。開業届の際も記載する欄はありますが、空欄でもかまいません。
ただ、屋号があった方が、これもビジネスとしての信用が少しでも上がると思って私はつくりました。
この作業も、コアではないので、あまり時間をかけたくなかったのですが、実際はかなり時間がかかりました笑
何でもいいとはいえ、適当につけるわけにもいかず、何日も考えに考えた結果、妻と私の育った場所の地名をカタカナやアルファベットで分解して、つなげ合わせて意味がとおる文字列にしました。
ブランド名、ロゴ作成、商標登録
これは私がビジネスで自社ブランドをたちあげることにしたため、必要になったことですので、あてはまらない方も多いと思います。
ブランド名も大いに悩みましたが、屋号と自分がつくりたいブランドイメージをもとに自身で考えました。
また、商品に付けるブランドロゴの作成も行いました。これは単なる憧れです。ブランドを持つ以上は文字だけじゃなく、ロゴを作りたかったんですね。
当然、デザインの知識などありませんので、これはクラウドワークスで1万円程度で、コンペ形式で募集することにしました。1週間ぐらいで100以上の案が集まり、そのうちの1つに決めました。
クラウドワークスも初めて使うので、使い方やルールなどを学んだり、募集の文章ひとつ作るのにもかなり時間がかかりました。。
そして、後からブランドを横取りされるとややこしいので、特許庁への商標登録も済ませました。これはToreru(トレル)というサービスで取得しました。
こちらは、取得する区分数にもよりますが、私の場合は約7~8万円ぐらいかかったかと思います。
まとめ
これ、改めて見てみると全てやらなくても何とかなるものばかりでしたね笑とはいえ、個人的にはやった方がビジネスとして勢いがつくものばかりやと思えます。
ビジネス開始の前段階の話でしたが、必要性、使うサービスや業者さんなど、全てを自分でリサーチし、決断してやってきて、何でもやればできるもんやと自信になりました。
起業して個人でビジネスをするということは、大きいことから小さいことまで決断の連続ということを改めて実感しました。
これをしんどいと思うのか、醍醐味だと思うのか。
正直、この段階での決断の連続はしんどかったですが、これからコアで大きな決断をする場面が増えると思います。その場面では、醍醐味であると感じたいですね。そうじゃないと会社員に戻った方がいい気がします。。
ではでは、今日もお疲れ様でした。