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テンカラの始め方 道具編
テンカラの始め方(道具編)を紹介したいと思います。テンカラは道具が少なく、とても軽快に釣り上がることができます。このスタイルがとても好きでハマってしまいました。
釣り道具
まずはこれがないと釣りになりませんね。テンカラは①竿、②ライン、③毛鉤があればできると言われています。エッセンスはこの3つです。
竿
私は渓流・沢の状況に応じて2本の竿を使い分けています。上が開けた渓流では、3.9mの竿を使っていますし、薮が多い沢では2.1mの短竿を使っています。下記の2本です。いつもこの2本をザックの中に入れて釣りに行きます。
【ダイワ3.9mテンカラX】
【サブロッドジョインターウォーターサイド1.8/2.1】
ライン
ラインはメインラインとハリスに大別されます。竿と同じ長さのメインライン(飛ばし糸)とその先に矢引(1.2mくらい)のハリスを結びます。メインラインはレベルラインが現在は主流ですが、風があるときに飛ばしづらかったり視認性が今ひとつだったので、私はフライラインを使っています。動画にもまとめているのでもし良ければご覧ください。
【メインライン:フライライン シューティング/ランニングライン】
【ハリス:TORAY銀鱗2.0号】
昨年は2号を使っていましたが、今年はもう少し細いものも使っています。
【仕掛けの動画】
Tips シンプルなテンカラ仕掛け
毛鉤
毛鉤はメルカリで大量に購入したものを使っています。釣った渓流魚は基本的にリリースしているので、主にバーブレスを使っています。毛鉤はあまりこだわっていませんが、逆さ毛鉤が好きで、大きめの針を好んで使います(気持ちは大物狙い)。どんな毛鉤でも割と釣れるようですが、ドライフライ(水に浮くフライ)は少し難しいです。
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その他の釣り道具
上記の3つがあればひとまずテンカラはできますが、山には他にも下記の道具を持っていきます。
【仕掛け巻:メイホウちびまる】
事前に仕掛けを作っておき、こいつに巻いておきます。渓流に着いたら竿の穂先につけながら、竿を伸ばしていきます。
【ラインカッター:TIEMCOラインクリッパー】
【フックシャープナー:第一精工】
針先がなまってくるとバレやすくなるので時々研ぎます。
【糸くず入れ:第一精工】
糸くずをいれます。短い糸だと落ちてしまうので、ヒップバックの中に入れています。
【パタゴニアヒップバック】
釣り道具は以上です。これをパタゴニアのヒップバックに入れています。コンパクトなのでとても重宝します。
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※竿は入らないのでザックの中です
【ブラックダイヤモンドトレイルジップ18】
コンパクトでお手頃だったのでザックはこれを使っています。これに飲み水、食料、着替え等入れています。
ウェア・シューズ・沢登用品等
ウェアは基本的には長袖・長ズボン(タイツ)でいきます。山には虫がいたり岩があるので、暑くても肌は出さないほうが良いです。また、移動のしやすさから3月から禁漁の9月末まで短パンにタイツで通しています(寒い時期はネオプレン素材を多用します)。
メーカーは沢登りで定評のあるモンベル製品で揃えています。
【ライトクリマプレンタイツMen's】
【ストリームレッグガード】
【クリマプレンプレーンソックス】
【サワーシューズ】
安くて丈夫で滑らなくて最高ですが、つま先をぶつけると痛い笑。基本的にこのシューズで沢に行きます。
【沢靴アクアグリッパー】
今は廃盤となってしまったようなのですが、林道やアプローチが長い沢ではゴムソールの沢靴を履いています。歩きが多いとサワーシューズより疲労感が少ない感じがします。
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【トレランシューズ】
トレランついでに(釣りのためのトレラン?)釣りをする際は、トレランシューズのまま行ったりもします。チェーンスパイクがあると滑らなくて良いです。
【チェーンスパイク】
割となんでも良いと思います。私はこれを使っています。高巻きにも雪渓にも使えるので必携です。すぐ使えるようにカラビナでザックにぶら下げています。滑りそうな箇所は積極的に使います。
【グローブ】
グローブは滑り止めのついたものを使っています。寒い時期以外はワークマンのカエルグローブの指先を切って使っています。3月4月は寒いのでネオプレンの素材のものを使っています。
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【下降用具】
本格的な沢登はしませんが、降りるのが難しい場所は懸垂下降で降ります。垂直にそびえ立つところはそもそも行きません。
ヘルメットは懸垂下降しない時も良くつけています。
ロープは登山用品屋さんで買った7mmの切り売りロープ20mを使っています(墜落には耐えられませんのでご注意を)。
それでは、みなさんお気をつけてテンカラを楽しんでください!