ドクターペッパーとクラシカルな生活
初めに
この記事はとあぷぐさーアドベントカレンダー12/1投稿の物になります。
ドクターペッパーとCoCのクラシックシナリオについてつらつらまとめているので、ドクターペッパーを片手にお読みください。
以下目次
軽く筆者の紹介
先頭打者を務めます。
2020年3月からほぼ毎日ドクターペッパーを飲んでいます。
農学生命科学部4年の上白糖です。
クトゥルフ神話TRPGの公式シナリオおもろいので回したいし回りたい。
ダニッチの怪ならいつでも回せるので興味ある方はぜひお声がけください。
ニャルラトテップの仮面はあと3か月以上はお待ちください。和訳に着手できない。
では本編へGo。
ドクターペッパーのおいしさについて
ドクターペッパーってなあに?
時々触れているのでご存じかと思いますが、皆さんはドクターペッパーといいう飲み物をご存じでしょうか?
こちらですね。
いわゆる清涼飲料水の一種です。
とにかく毎日飲んでも飽きの来ないうまさしてます。
飲もう。
この飲み物の歴史は1885年までさかのぼります。
ウェード・モリソン、そして彼の経営するドラッグストアで働いていたチャールズ・アルダートンの2名の手により、米国テキサス州のウェイコで誕生しました。製品の名前は、モリソンの義父にあたる医師チャールズ・ペッパー博士が由来となっているそうです。
アメリカ最古の炭酸飲料ということで、コカ・コーラより歴史のある飲料水というわけです。
1904年に全米で販売開始され、今に至ります。
日本では1973年から販売されていますが、全国的な販売には残念ながらいたっていません。
3回飲んでようやくおいしく感じるレベルなので、やはり味のくせに問題があるのか…
味わい
歴史や現状に触れてきましたが、次は味です。
よく「杏仁豆腐に似ている」と評されることが多いですが、甘みの癖が独特で、はじめは歯磨き粉を飲んでいるような印象ですね。
薬品臭い印象を感じる人もいるみたいです。
3回目にはなれるので無問題。
この飲み物はコーラより砂糖感が強くなく、ペプシより炭酸が強い印象です。甘い炭酸が好きな方は是非飲んでみましょう。
効能について
早い最後ですが、効能です(医学的な裏付けは何一つありません)
筆者自身は4年毎日1本飲み続け、8kgのダイエットに成功しました。
世界に目を向けると、ドクターペッパーを毎日3本のみ、104歳まで生きた人もいます。
こんな生活をしていたら早死にすると話していたお医者さんよりも長生きしたらしいのがすごい。
また、自分自身は欠かさず飲むことでBMI、血糖値血圧も正常値を維持できています。
ドクペのサブスクをしてみよう!
毎日のんで、ハッピーになろう!!!!!!
はい。
このテーマを読むころには、皆さんの手にはドクターペッパーが握りしめられ、体はドクターペッパーでできていることでしょう。
そうでない方はドクペの静脈注射を決めましょう。500mlですよ。
ドクターペッパーでばちこりキマった皆さんの気分は、1900年代アメリカです。
これが何を意味するか理解できますか?
そうです。
クラシックシナリオの時代です(現代もだけど)。
クラシックシナリオで遊べ
最近は某まだらな牛さんや、むつ〇さんといった配信者の方がTRPG配信を行っていますよね。
スチルはかっこいいし、RPも感情を揺さぶる俳優かのごとく。まるでドラマを見ているのかと錯覚させられるような迫力や臨場感がありますね。
それに部屋のクオリティは絵画のように細部まで練られています。
人気のあるシナリオは重い背景を抱えたNPCが目から汗をかかせに来る。感極まったPL達の脳はフィルム写真のように各シーンを焼き付けられる。
人の心を動かしてより強い記憶を残してくれる場面も多いですよね。
実際に、かなきみは少し涙腺が緩んだ。
だがしかし
そんなのかんけーねーー!!!!!!!とばかりにクラシックシナリオに興味が向いているので、いくつか良さを紹介します
何がそんなに面白いのか
エモさに脳を焼かれたいんだ!って人もいったん落ち着いて読んでください。
これさえ読めば1mmくらいはいいなと思ってくれるはずです。
①原作の雰囲気を味わいやすい
なんといってもこれ。
ラヴクラフトワールドに近しい世界観を体感できるところがいいと思ってます。
なんとなくTRPGをやり、流行っているからCoCに手を出した方。原作は目を通してみましたか?
無い方は読んでみましょう。
もともとは人知を超えた存在や知識が人々を狂気に陥らせる感じだった気がします。
この世界観がとても良い。
少しずつ日常が壊れていく作品もあれば、はじめから明らかに怪しさ満点で雪だるま式に状況が悪化し、命からがら助かる作品もある。
全く感動はしないけど、身の毛もよだつハイカロリーなストーリーを読み終えた際にはある種の満足感さえ感じるでしょう。
そんなストーリーをTRPGで味わえるのがそう、クラシックシナリオというわけです。
様々なものを犠牲にして命からがら最悪を免れたり、どうあがいても絶望の中できることを少しずつ探したり。時には狂気に陥り仲間割れすることもあるでしょう。そこには人と人との美しい関係など存在せず、ただ人知を超えた状況、存在に無力ながら立ち向かい、何とか得られた生に安堵する。
美しい光景は見られないかもしれないが、怪物や神格を等身大の人間が目撃して生存する策を考える。
このどうあがいても絶望な状況を楽しむことで原作の雰囲気を少しでも味わえるのではないでしょうか。
いったん休憩しましょう。
ドクペをぐいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと流しこんで②へれっつごー
②PCを客観視して楽しめる
次はキャラクターのことを客観視できるという点です。
ここが最大の違いかもしれない。
いわゆるうちよそでは、NPCや他PCとの人間関係を楽しむ都合上、自PCに没入する必要が出てきます。
そうすると、ひどい目にあいそうな時は悲しくなり、楽しそうな時はともに楽しい気分を味わえます。
しかしこれだと「笑い」が圧倒的に足りない。
そうです!
クラシックシナリオでは笑える場面が多くあるんです!!
クラシックの楽しみ方はPLとPCを別物だと考えた上で遊ぶところだと思っています。
つまり、ひどい事態になりそうなときはPCが大変な目にあってて辛そう笑、このRPだとすこし道からそれそうだけど面白そうだと思いつつ遊べるんです!
客観的だからこそ、観客目線として何が起きると面白くなるのかを考えられるので感情が暴走しないのもいい。
RPの良し悪しが持ち上げられがちですが、TRPGは参加者全体が満足したら良いわけなので、RPに凝りすぎる必要もないんですね。
それよりかは何をしたらシナリオが楽しくなるのか。これを考えながら遊ぶことが可能なのは素晴らしいと思います。雰囲気重視の要素が少ないのでギャグに走っても大きな問題はないし。
別の楽しみ方としては純粋に展開を楽しむ遊びもできるのがいいですね!
無限大にある選択肢を選び、生み出しながら展開を進めていく遊び方がかなり好きなんですよね。
デジタルゲームだと選択肢が限られてるのがもどかしく感じたりするので、そんな状況に陥らないのが楽しい。
ゲーム中にこれしたらどうなるかなという想像力を外に出していけるのはなかなか無い機会だし。
そんなわけで激重な感情をPCに乗せて遊ぶほかにも、事象を事象として楽しみ、ストーリーを作り上げながら観客として楽しむ遊び方をより広げられたらいいなと思ったり。
③自由度の高さ
はい次。
これですね。
「エモシも自由度高いじゃーーん」とか言われそうですが、そんなことはない(断言)。
皆さんはランダムで能力値を決めた後にキャラクターの方向性を決めていますか?
おそらく少数派でしょう。
逆に、どんなキャラクターが良いという理想像があったうえで能力値を決めているのではないでしょうか。
つまり、自分の理想に縛られた上で作成していると思います。
この時点で自分の創造性を縛っているので少し自由から離れているかも。
やはり、ランダムで決定された能力値を元にして、どんな特徴を持ったキャラクターになりそうかを決定していく。そして思いもよらなかった特徴を持つPCが練り上げられていく方が自由度は高いかなと。
そして生まれた多個性なPCが、決して交わることのなかったはずの人たちが交わって物語が生まれるのって、予想もつかない新鮮な体験を味わうチャンスになると思うんですよ!
そしたらシナリオの道中には、その人たちだけのイベントが生じて、誰にも予想できないエンディングが生まれたっていい。
シナリオに無いエンディングを迎えることだっていいと思います!
こんな感じで、シナリオはあくまでベースラインとして、その上に独自の味付けをしていくことで全く新しい着地点を探り出す楽しさがクラシックにはあるのかな~と。
これは完全にダニッチの怪に引っ張られすぎてるけど。
KPしてて理想形のシナリオだったので仕方なし。
あとは処理に臨場感がもたらされる所も含まれるかな。
クラシックは空白部分が多い分、予定調和が少ないわけですね。
となると、KPが今の状況に即した処理を実行しなければいけない。
そうなるとKPもPLも頭を使って展開を考え出すことができるようになり、PCへの没入感とはまた異なった没入感が生まれるところが良いなと!
それもあってクリチケ使わない方針にしているし。何事も都合よくいかないからこそ面白いわけだし!
自分で今後作るシナリオも、エンドを明確にするんじゃなくて完全オリジナルのエンドを卓ごとに作れるようなシナリオがいいですね。
こう考えるとある意味狂ってるのかもしれない。
これは仕方のないことなんですね。
TRPG始めるきっかけが本当は怖いクトゥルフ神話TRPGとせっかちくずどものクトゥルフ神話TRPGだから。
きれいなエンドとは無縁なものに影響されたうえ、自由すぎるのがTRPGだと刷り込まれたんだから。
④ハードルの低さ
これ、見落としがちだと思います。
エモシってハードル高くないですか?
RPが組み合わさって生まれる舞台は感情を揺さぶるものの、それを成しえるだけのRPって難しいと思うんです。特にうちよそ系。
こんなの自分にはできないって思ってTRPGに近寄れなくなる人も出てくると思うんですね。
でもクラシックなら大丈夫。
重い背景のNPCや世界観を楽しむより、異変や超常現象を"探索"するのがメインだから。
簡単なRPは必要でも、そもそもキャラクターがどんな"人間"でも大丈夫なので、自分に似たキャラクターで参加したらそこまで難しくはないはず。
どんな行動をするのが正解かを探すのが主な目的なので、格段に気軽にできると思います。
キーパリングが難しいところだけが難点。
こんなところで記事は終了。
ドクペでも飲んで安らぎましょう。
…
ではないんだなこれが
パラノイアをやろう!!!!!!!!!!!
これに尽きます。
殴り合い、自由なエンド、難しくないRP。
これらを満たすシステムはパラノイアしかありません。
君も、トラブルシューターになってレッツ パラノイア!!!
後書き
はい。
ということで浮かんでは消えていた考えや思いをまとめてみました。
炭酸や杏仁豆腐が好きな人はドクペを飲もう。
12月も始まったばかりな訳ですから、軽めの記事になりましたね。
今後一層重い話や熱い思いを味わうことになると思うので、ドクペでのどの奥にそれらを流し込んでいただけたら幸いです。
米国淑女は戦車の中でもドクペを飲んでいたと聞くし…
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僕は卒論への恐怖をドクペの甘みで打ち消しています。
まあね。
ロールプレイが得意ではなくてもTRPGを楽しむ方法はいくらでもあります。
少しでもRPが苦手な人が楽しめる世の中になるよう、KPとしても遊んでいきたい所存。
周りと比べすぎる必要はないので、自分は何を大切にしたいかを明確に持って遊べると気楽に遊べるようになると思います。
少し自己中なくらいがちょうどいいよ。
ということで
以上!!!
おいしいよドクペ。
後書きの後書き
就活のせいで長い文を書くのが苦手になった。
ESとかいう文化のせいだ。