華金、同僚のセクハラ悩みを聞く
会社で仲のいい女性と飲みに行った。
時間が経つにつれて、同僚はここ数年、話してくれなかったことも打ち明けてくれた。
職場でセクハラまがいのことで困っているというのだ。
見えないところで、そんなことがあったなんて、もう、本当に驚いた。また、何年も1人でそれを抱えていたことにも。
ハラスメントには「その行為はよろしくはないが、ハラスメントには該当しない」というグレーゾーンが存在する。
そしてこれは、地味に離職や職場崩壊につながっているという説もあり、私も同意する。
よって、セクハラ「まがい」だと、対応がかなり難しく、1人で抱えていたのだ。
聞けばセクハラさんは1人ではない。おっさんたちがみんな「ワンチャン」狙っているように聞こえた。
彼女は彼らの機嫌を損ねぬよう、うまく過ごしているようだが、当然疲れるし、本音は会社に行きたくないと言う。
私たちが気持ち悪いと思うことを、どうして彼らは期待を込めて言うのだろう。
こんなこと言ったらキモいと思わると疑わないのだろうか。
ちなみに私も20代の頃はそういったことに悩んでいた。
「俺、最近奥さんと過ごすの飽きて、刺激がほしいんだよね」とハッキリ不倫に誘われたものもある。
ただ、30歳を過ぎたタイミングと同時期に結婚をして、パタリとそういったのはやんだ。
服装も、趣味が変わって女性ファッション誌に載ってるようなハイヒールにタイトスカート、みたいなフェミニンなものも着て会社へ行かなくなったからだろうか。
あるいは年齢を重ねたり、太ったことで男からしたら価値がなくなったからだろうか。
または、私が夫と仲良くしている話も公の場でよく話しているからかもしれない。
自分に都合よく考えるセクハラ野郎共を変えることは難しい。私がここで言えるのは自衛の手段しかない。
そして、二度と誘われないように相手の心をへし折ることも大事だ。
ちなみに私は上記の不倫の誘いは
「いや、なんですかそれ笑笑」
「私は不倫とかしません笑笑」
と返した。
ほかの人にデートに誘われた時も
「なんであなたとカフェ巡り笑笑」
と、ちゃかして返したような。
ほとんど覚えてないけど、見にまとうものと返答によっては、二度とお誘いは来なくなる。
困ってる方にはご検討をおすすめします。あなたの笑顔、優しさ、愛嬌は、大切な人にだけ使ってくださいね。