「ピンチはチャンス」と言われても。
いま、僕の前にユラユラと漂っているピンチがどのレベルなのかというと、スイカの種が、全部ホクロになるくらいのピンチに陥っています。
でも「ピンチ」っていうのは、絶望の手前にあるもの。
辞書にも、「追い詰められた苦しい状態。苦境。窮地。危機」と記されていました。
カイジの大勝負しかり、起死回生の逆転劇、敬遠のボールをクリーンヒットさせる明日は雨クロマティのように、その状況を打破できる機会(チャンス)があることをピンチと呼ぶのではないでしょうか。
そうとらえると、確かにピンチはチャンスだけども…
それであれば、絶望の泥沼に顔面まで突っ込んでいても、生きてりゃOK、息のあるうちは「ピンチ」として定義しましょう。
ある脚本家さんがこういってました。
「死なない限りはかすり傷、心の傷は飯のたね」
息ができなくても、前向きに強く生きていこうと思います。