くらよし ともひろ

脚本・構成 所属:https://www.re-born117.jp/ 有名な占い師…

くらよし ともひろ

脚本・構成 所属:https://www.re-born117.jp/ 有名な占い師に「前世は気の弱い武士」と言われましたが、アプリでの前世占いは「消しゴム」でした。

最近の記事

「ピンチはチャンス」と言われても。

いま、僕の前にユラユラと漂っているピンチがどのレベルなのかというと、スイカの種が、全部ホクロになるくらいのピンチに陥っています。 でも「ピンチ」っていうのは、絶望の手前にあるもの。 辞書にも、「追い詰められた苦しい状態。苦境。窮地。危機」と記されていました。 カイジの大勝負しかり、起死回生の逆転劇、敬遠のボールをクリーンヒットさせる明日は雨クロマティのように、その状況を打破できる機会(チャンス)があることをピンチと呼ぶのではないでしょうか。 そうとらえると、確かにピンチは

    • 最後から何番目の桜か。

      長く生きてもあと40年。 …ということは、あと40回ほどしか満開の桜を見れないことになる。 アインシュタインは、「死とはモーツァルトが聴けなくなることだ」と言うけど、日本人にとって死とは「桜を見れなくなる」ことかもしれない。 そんなことを考えている今日、TVerで「最後から二番目の恋」を観ている。 捨てられグセがついた俺には、最良の教科書だ。

      • お母さんはTバック

        …という台本を書いている。 日本で一番初めにTバックを履いたのは誰か? 服飾学校に通う男3人組は、卒業制作のため、その謎を解く時間旅行に出かける。 そして辿り着いたのは、鎖国中の江戸時代だった… タイムスリップ物になるが、面白い展開になりそうだ。 映画でも、タイムスリップ物はたくさん撮られているけど、特に好きなのは「バックトゥザフューチャー」と「ある日どこかで」。 まだどこかに、誰も書いたことのないような物語があるに違いない。 それが自分の頭の中にありますように。

        • ウソはどの時代か

          俺の現在は、俺の少年時代の嘘だった。 俺の少年時代は、俺の現在の嘘だった。 自己肯定感ゼロのこの詩に、なぜか昔から感慨深いものを感じている。 今年の冬は、車中泊しながら青森に行こう。 寺山修司記念館に。

        「ピンチはチャンス」と言われても。

          サマーランドで溺れたカバの話

          小学4年生で、すでに80キロを超えていた私は身長も大きく、多摩の怪童「カバッチョ」と呼ばれていた。 そんな私がサマーランドに行った時の話だ。 到着して着替えると、私は巨体、いや、巨パイを横に揺らし、その先端は右へ左へと、ダウンジングのように屋外プールを探していた。 探し当てた屋外プールには、水面より2m程度上にロープが張り巡らせてあり、同年代の子供たちはプールサイドからそのロープ目掛けて飛び移り、またそこから飛び込んだりと、アスレチックなプールを楽しんでいた。 私もその

          サマーランドで溺れたカバの話