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自分の仕事紹介

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自分が編集・執筆・デザインなどで関わってきた仕事の一部を記録します。
運営しているクリエイター

記事一覧

パパの子育てスタートブック(編集・執筆)

東京都のパパ向けデジタルブックについて制作ディレクターとして携わらせてもらいました。 全体の構成・編集を担当しつつ、執筆に関しては2/3くらいをやっています。 といっても、都の担当者さんと監修の皆さんがとても細かく、かつ温かい指摘をたくさん入れてくれたので、ラインティングに関しては本当に叩き台という感じだったと思います。 このnote記事の表紙にした見開きだけでも、ぜひ、じっくり見てほしい。ここだけでも本当に新米パパへの応援と優しさがあふれていると思います。 パパ向け

未来をつくる仕事図鑑・第2期(執筆)

未来をつくる仕事図鑑の第2期第2巻を執筆しました。「今ある職業」ではなく、これから生まれるかもしれない職業を取り上げることを主題に、新しい取り組みに挑戦している人たちを取材したキャリア教育本です。 学研のショップはこちら。箔押し装丁でキラキラしてます。 前回(第1期)がこちらです。 前回と同様に、最先端の技術や取り組みを紹介していますが、その取り組みそのものよりも、その人がなぜその取り組みを始め、どんな苦労をしてきたかといった「道なき道を進むロールモデル」紹介本です。

つくって遊べるプログラミング(執筆・ゲーム制作)

数年に一度、過去の仕事をいくつかアップするという超長期サイクルで書いております。仕事実績です。 学研から出版された「つくって遊べるプログラミング」の執筆と、書籍内に登場するプログラミング学習用のゲームを作成しました。この本のテーマ的には、学習用ゲームの内容ありきで構成されるものなので、構成部分もふくめて最初期からお手伝いしました。ゲーム企画はすべて僕の担当ですが、執筆においてはプログラミングに詳しいライターの東海林さんが全体の半分くらいを書いてくれています。 書籍のページは

デジタル書籍の出版(個人制作)

レーザーカッターの初心者、というか未体験の人向けのノウハウ本を制作しました。初めてのデジタル出版に挑戦でもあります。 * まず、なんでこういう内容の本を作りたかったのか、という面について。その思いを正確に書こうとすると超長くなりそうなので、端的に。 レーザーカッターを使える人をもっと増やしたい。それも、今、すでにファブラボに通っているような工作好きやアート作家さんじゃなくて、ごく普通のまちのおばちゃんやおじちゃんたちに使ってほしい。 みんなじゃなくていいので、20〜3

展示物の科学キャプション(執筆)

江東区有明のパナソニックセンター内に今年オープンした「アケルエ」というサイエンスミュージアムで、展示物の科学的な説明キャプションを制作しました。 冒頭でサイエンスミュージアムと書きましたが、公式サイトは次のように書いています。 「ひらめき」をカタチにするミュージアム。AkeruE(アケルエ)は 観る、つくる、伝える体験を通してクリエイティブな力を育む場です。 そのコンセプトの通り、館内にさわって動かせる展示物、工作室、映像制作室といった、見るだけじゃなく手を動かす内容が

未来をつくる仕事図鑑(執筆)

未来をつくる仕事図鑑の第2巻を執筆しました。いわゆるキャリア教育の本ですが、「今ある職業」ではなく、これから生まれるかもしれない職業を取り上げることを主題に、新しい取り組みに挑戦している人たちを取材した本です。 (2021.11追記 科学道100冊の中に選ばれました) * 取材自体はいつものことなんですが、原稿納品まで2か月間くらいで14件、こんなにハイペースで取材しなくてはならないのは初めてでした。ここまで件数が多いと、記事を書くことよりもその前段階のこと。取材の申込

メイクロックマン(構成・執筆)

初めての著作になりました。「アーテックロボ2.0」というScratchベースのプログラミングでロックマンを再現していく本です。 自分自身、ロックマン2と3のときに現役で楽しんだし、ボス・アイデアに応募したことあるくらいですから、とても楽しい仕事でした。 * プログラミング学習本の類書に比較すると「ロックマンを再現」という目標地点がダントツで高い。たぶんScratch型のプログラミング学習本としては、完成させるプログラムの複雑さはNo.1じゃないですかね。ホントに。 そ

絵でわかるはじめてのプログラミング(編集・執筆)

プログラミングについて学べるビジュアル図鑑です。といっても、実際のコンピューターで使われているアルゴリズムを紹介するのではなく、身近な生活にある仕事や製造のプロセスをプログラミング的に捉えた内容です。 たとえば、自動販売機は、どうやって働いているのか。身の回りの機械やシステムを見たときに、その裏で動いているアルゴリズをとらえようとする。そういう視点を養うことができる本だと思います。 いざ制作が始まると、紹介する内容作りが大変でした。ものごとをプログラムとしてとらえるのが大

Origins(編集・執筆)

「Origins」は、東工大の地球生命研究所(ELSI)が発行するニューズレターです。制作委託を受けている会社の編集担当として制作しています。 最先端の地球生命科学の話題がとにかくおもしろい。僕らが子どもの頃、つまり20世紀末ごろだと、この太陽系では地球以外に生命なんて見つからないという感覚だったと思います。火星人とかUFOの話題も下火になっていた時期ですよね。 でも、今現在は、微生物のような生き物、あるいは微生物の痕跡くらいなら、太陽系内でも見つかるかもしれないというム

もののしくみ研究室(教材制作)

学研エデュケーショナルの教材制作を手伝いました。「もののしくみ研究室」は、全国800校で展開されているロボットプログラミング教室です。 プロジェクトの開始すぐから、けっこう長い期間かけて、3年間分の教材制作をお手伝いしました。業務内容はさまざま。教材で作るロボット自体を計画していくこともあれば、すでにロボットの形は決まっていてプログラムつくったり、教材の原稿を執筆したり、取材にいったり。 2020年の指導要領改定で、日本でもプログラミング教育が本格化していくという流れがあ

サイエンスウィンドウ(編集)

2019年ごろまで、科学技術振興機構から全国の小中学校に届けていた先生向けの科学情報誌です。「先生向けなの?」と思うかもしれませんが、「学校現場には理科に苦手意識を持つ先生がけっこう多い」という課題意識があって作られていた定期刊行物でした。 科学技術振興機構に自分が出向していた5年弱の期間にも、この冊子は刊行されていました。同じ部署内ながら自分の担当本とは異なるので、ときどき記事執筆を手伝う程度でした。任期が終わってから、制作会社との仕事で本誌の編集を行いました。

ウルトラチャンピオンシリーズ(執筆)

学研さんのウルトラチャンピオンシリーズ。海外の本がベースになっているので、まず翻訳者さんが翻訳してくれた原稿をふまえつつ、原本を確認しながら日本語としてわかりやすくしたり、文章構成を調整したりしました。 だから、作業としては翻訳に近い気もするけど、翻訳者さんは別にいるし、書き換えた要素も結構あるし、じゃあ執筆なのか……誌面のつくりのことも編集者さんと調整していったので、編集とも言えるのか……ちょっと、業務分掌としては何と書いていいのか分からない感じです。 恐竜っていろんな

国土交通(編集・執筆)

国土交通省の広報誌を担当させてもらった時期がありました。もちろん、直接の受注ではなく、行政系の刊行物を制作する会社さんからの依頼で制作していました。 この仕事以前は、もっぱら自分が好きなサイエンス分野で仕事を受けていました。でも、この国土交通省の広報紙をきっかけに、行政系の広報誌もとても楽しいものだと気づくことに。 造船所を取材したり、水門を取材したり、空港の管制塔を取材させてもらったり。取材の1つ1つ、どれも刺激的で貴重な体験でした。 もちろん、そうしたインフラの技術

子ども科学技術白書シリーズ(構成)

子ども科学技術白書は、科学技術振興機構が制作・発行し、全国の小学校に届けていた科学読み物です。いわゆる「白書」としての意味合いはうすくて、純粋な読み物だったりするので、途中から名前が変わっています。 いずれも、自分が直接制作しているのではなく、当時は科学技術振興機構側に出向し、制作担当として外部の事業者さんに発注する側の仕事をしていました。とはいえ、内容に対しては委員会や有識者の意見をきちんと取り入れていくことが不可欠なので、受注社さんに丸投げするのではなく、ページ配分をふ