iPadを買って変わったこと(紙媒体をデジタル編)
今回は私がiPadを買って変わったことについて書きます
紙媒体をデジタルで管理する
教材研究をデジタル上で行う
参考資料をその場で探して見せる
校務にどこでもアクセスできる
今回は紙媒体をデジタルで管理する方法に特化して書きます。
学校にはとにかく紙がたくさん!
すでに教員をされている方は経験済みだと思いますが、学校にはとにかくたくさんの紙媒体の資料があります。春休みの大量の資料に始まり、運動会、校務部会、夏休みの研修資料、教材研究資料など、とにかく挙げだしたらキリがありません。
そしてこんなことがよくありませんか?
『えーっと、あの資料どこにやったかなー』
『えっ?その資料いつ配られた?』
『配布資料を準備するだけで定時過ぎてしまう』
きっと誰もが一度は経験したことだと思います。私もそのうちの1人でした。しかしiPadを手にした私はその苦痛(笑)から解放されました。解放どころか、必要な資料をさっと同僚に見せると喜ばれることもあります。iPadなどのICTを駆使すると上記の内容が以下のように変わります。
『えーっと、あの資料どこにやったかなー』
→グッドノート5でささっと検索&書き込み
『えっ?その資料いつ配られた?』
→事前に必要な資料があるか担当者に聞いてデータをPDF化してグッドノートに保存
『配布資料を準備するだけで定時過ぎてしまう』
→必要な資料のみ印刷、他は校務ソフトを通じて事前にデジタル配布
それでは紙から神になる方法を解説します(笑)
①『あの資料どこやったかな?』からの解放
ここではグッドノート5というアプリを使います。
買い切りのアプリですので一度購入すれば生産性は爆上がりです。
机上のボックスに配布された会議資料を気づいた瞬間にスキャンします。
詳しい方法はこちらを参考にしてください。
スキャンした書類はすぐに捨てましょう。こうすることで無駄なファイリング地獄からもおさらばです。
スキャンの方法ですが、グッドノートの素晴らしいところはiPhoneでスキャンしてもiPadのグッドノートと勝手に同期してくれるところです。
忙しい朝にわざわざiPadを出すよりも、手持ちのiPhoneでささっとスキャンすれば、教室に着く頃にはiPadにも同じデータだスキャンされています!
さらにグッドノートではデータをファイリングする中で検索もできます。こちらが私のファイリングしている画像です。
これまで大きいファイルにインデックスを付けて資料を探しやすくするという作業をしていた方もこれからはiPadが必要な資料を見つけてくれます。
②『その資料いつ配られた?』からの解放
春休みや運動会の資料は膨大です。担当者の力量にもよりますが、ほとんどの場合早めに資料が出来上がっていることが多いです。早めに出来上がった資料を1部もらいましょう。
そして学校のどこかから「複合機」と呼ばれるプリンターを見つけましょう。
このプリンターは書類を一括してスキャンすることができます。一気にスキャンした書類はUSBまたはグーグルドライブ、校内のフォルダなどに保存しておきます。もし担当者が資料を一括して1つのデータにしている場合はPDF化すれば上記の作業は必要ありません。
上記の方法では1枚ずつスキャンしていますが、上部トレイを開けて資料をセットすれば全てを一気にスキャンしてくれます。
あとはそのデータをiPadに取り込みグッドノートの保存すれば大量の資料が収まります。
私の場合は面倒ですが一度ロイロノートに落とし込んでからグッドノートの取り込んでいます。1クッション置きますが、ロイロノートの資料箱に入れてあげると全職員がペーパーレスが可能になるので喜ばれます(笑)
③『配布資料を準備するだけで定時過ぎてしまう』からの解放
今度は資料を配布する側のテクニックです。
ホッチキスどめほど生産性のない仕事はないです(笑)
書き込みが必要な資料などを除き、私はほとんどの資料を校務支援ソフトを通じて事前に配布します。
要は「紙で欲しい方は各自印刷してください」というスタイルです。(笑)
こればっかりはテクニックというより職場の仕事観が絡んでくるので、全員が実行できるやり方ではありません。理解のある管理職ならば「働き方改革の一環で取り組んでみていいですか?」と聞けば快く承諾してくれるでしょう。
今はほとんどの自治体にc4thやteams、GoogleDriveといった校務をサポートするシステムがあるはずです。そのような便利な機能を使って配布する文化を醸造していきましょう。
こちらを参考にしてみてください。
まとめ
以上で「私がiPadを買って変わったこと」の「紙媒体をデジタルで管理する」編の終了です。
すぐに実行できるものから、周りのICTリテラシーの協力が必要なものまでありましたが、大切なことは
『自分の時間単価の向上』
読んでくれた方の生産性が少しでも上がることを期待&応援しています(^ ^)
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ではまた!