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AI時代にはコミュ力は不可欠


 これからは、ほとんどの業務を「AI」や「ロボット」が担うようになる。
※中略
 人間はいらなくなるのか。
 そうは思っていない。「コミュニケーションの場」には人間が必要だ。
 反対に、ヒューマノイド型ロボットはいらないと思っている。「ドラえもん」や「鉄腕アトム」のようなロボットは必要ないのだ。
 人間が余るのだから、コミュニケーションの部分は人間がやればいい。
 ワイワイとにぎわう「格安居酒屋」なら、「DJ」が曲を掛けながら盛り上げるのがいいと思う。「そこのテーブルのお客さん、お酒は足りてますか~」といった感じで声を掛けたら活気が出るのではないだろうか。
※中略
 つまり、これからはコミュニケーション能力の高い人が求められるようになる。
「ライザップ」がいい例だ。実は「ライザップ」のトレーナーは「コミュニケーション能力」を最優先に採用されている。そういう人に、あとからトレーニングのやり方を教えているのだ。
 筋トレのやり方は「スキル」なので、ドリルをやれば誰でもできるようになる。でも、コミュニケーションスキルにドリルはない。「生まれ持ったもの」で左右されるからだ。
 だからこそ、「ライザップ」はすごく人当たりがいいトレーナーばかりだ。みんなはあまり気づいていないが、それこそが本当の魅力だ。
 筋トレは「三日坊主ビジネス」と呼べるほど、継続させることが大切だ。そして、継続させるためにはコミュニケーションが重要なのだ。
※中略
「コミュニケーション能力が高い人の価値」は今後どんどん上がっていくだろう。

出典: 堀江貴文『死なないように稼ぐ』

コロナ禍に出版されたこちらの本ですが、AI時代にも貴重な示唆を与えてくれます。

コミュ力の高い人の価値はどんどん高まっていくことでしょう。

人間の出来ることは何かというときに、それは、コミュニケーションの部分というところ。

AIが仕事を奪うのかという議論につき、先の予測ができる堀江さんならではの本質的な見通しだと感じました。


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