ジョー

トランペットを続けていたら自分の楽器を持ちたのは当たり前。でも初心者~中級者にとって自分に合った一本を選ぶのは至難の業。そんな方に役立つ情報をお伝えします。 東京や大阪に出向くことが多いので、楽器店で試奏した感想も定期的にレポします。ご購入検討時の参考にどうぞ!

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トランペットを続けていたら自分の楽器を持ちたのは当たり前。でも初心者~中級者にとって自分に合った一本を選ぶのは至難の業。そんな方に役立つ情報をお伝えします。 東京や大阪に出向くことが多いので、楽器店で試奏した感想も定期的にレポします。ご購入検討時の参考にどうぞ!

最近の記事

試奏時に絶対確かめるべきポイント

トランペットは比較的安価且つ頑丈に作られている楽器です。木管楽器だと、その楽器の分解や調整は基本的にプロにお任せするしかありませんが、トランペットの場合は奏者本人が分解することが出来る程に単純な構造の楽器なのです。 それはつまり少々荒い造りの楽器でもなんとか吹けてしまうことを意味します。事実、日本での二大メーカーと言って良いでしょう、YAMAHAやVincent Bachのエントリーモデルよりはるかに安価な中国産や台湾産のトランペットでも、音を出すならば全く問題になりません

    • 親と一緒に買いに行く場合のポイント

      4月に入り早くも一週間が過ぎましたね。中学生や高校生の方は、そろそろ部活の入部届を提出しだす時期かもしれませんね。 吹奏楽部を選んだ方には、ご両親の付き添いでマイ楽器購入の為、楽器店へ足を運ぶ方もいらっしゃるでしょう。そこで今回はご両親と一緒に買いに行く場合に抑えておくべきポイントを書いてみようと思います。 予算を前もって共有しておく 最も大事なポイントです。トランペットは吹奏楽部で使用される他の楽器に比べ安価な方ではありますが、キチンとしたメーカーならばエントリーモデ

      • 先輩(師匠)に同行してもらうか否か

        トランペットを購入する際に、色々な教則本やサイトで「トランペット経験者の先輩に同行してもらいましょう」と書かれていることが多くあります。これは自分に合ったトランペットを購入するにあたり、有効な方法ではあるのですが、デメリットも少なからずあるので、ご紹介したいと思います。結構デメリットについて書かれていること少ないのですよね。 先輩(師匠)に同行してもらうメリット 先ず、経験豊富な先輩または師匠についてきてもらうと、店でテンパりません。トランペットを初めて購入する場合、前回

        • 楽器店員の言葉は“100%”信じない方が良い理由

          トランペット購入者に優しい楽器店員さん あなたがトランペットを購入しようと楽器店に来店したとしましょう。ショーウィンドウにズラリと飾られたトランペットを見つめていると、ほぼ間違いなく店員さんが話しかけてくれます。大抵「どんなタイプのトランペットをお探しですか?」や「試奏できるので是非試してみて下さいね」等々。 もし初めて楽器を買いに来た、と言うと、演奏するジャンルや予算に応じた様々な楽器を出してくれるでしょう。マイ楽器を始めて買いに来た人には心強いかも知れませんね。しかしこ

          楽器試奏レポ~Vincent Bach 180ML37GL~

          本レポートはあくまで個人による試奏の感想である点に留意ください。 日本におけるトランペットの二大メーカーといって良いでしょう、YamahaとVincent Bach。その後者におけるロングセラー商品が180MLです。ある程度の規模の楽器店であれば地方でも容易に手にすることが出来る一本でしょう。正に定番中の定番。 (出典:https://www.bachbrass.com/instruments/trumpets/professional/18037) 私事になりますが、

          楽器試奏レポ~Vincent Bach 180ML37GL~

          力量に見合った価格帯なんてない

          トランペットのおおまかな価格帯とはトランペットの購入を考えて、ネットで情報を収集しますと、「初心者には数万円で買えるエントリーモデルで十分」、「段々物足りなくなってくるから初めから30万前後のハイエンドモデルを買うべき」など、様々な情報が出てくると思います。 これでは初心者の方は混乱してどんなクラスのトランペットを買えば良いかわかりませんよね。 確かに大手メーカーのトランペットは、エントリーモデルが5万円~10万円、スタンダードモデルが10万円~25万円、ハイエンドモデル

          力量に見合った価格帯なんてない

          自己紹介と当ノートの趣旨

          当ノートの作成者、ジョーと申します。 トランペットを続けていたら誰もが一度は通る道、"マイ楽器"。 世界に一本しかない自分の楽器に巡り合うことは大変素敵なことです。大切に使用すれば人生の音楽を共に付き合うパートナーにもなり得るのが”マイ楽器”なのです。 でも初心者~中級者にとって自分に合った一本を選ぶのは至難の業。ネットにもあらゆる情報が飛び交っています。イエローブラスとゴールドブラス、仕上げの種類、支柱の数、リバース管、一枚取りと二枚取り、ライトウエイト、ウォーターキ

          自己紹介と当ノートの趣旨