TOEFL対策としてのオンライン英会話(TOEFL各論)
TOEFLのスピーキング対策、具体的に何をやっていいか途方に暮れている人も多いのではないでしょうか。私もそうでした。
語数が大事だからとにかく喋り続けろと言われたり、テンプレをとにかく覚えろと言われたり、色々なアドバイスを受けたのではないかと思います。
いずれも大事なことだとは思いますが、とにかく喋り続けられないから困っているのであり、テンプレを覚えても点数が出ないから焦っているのです。これらの方法は本質的な解決ではないと思います。
そもそも我々日本人がスピーキングが苦手な理由は、圧倒的にアプトプットの機会が少ないことにあります。
これは努力不足とかそういう問題ではなく、受けてきた英語教育がそういうものだったということです。そしてこれを解消するには同じく、圧倒的な量のアウトプットをするしかありません。とても単純な話です。
ここでの障害は、日本にいてはそんなに英語を話す機会がなく、アウトプットの量を確保することが難しいと思われていることです。しかし、本当にそうでしょうか?
もう何が言いたいか、お分かりですね。オンライン英会話を使い倒すのです。
オンライン英会話は対面前提の英会話教室に比べて、格安で受講することができます。今ではたくさんのサービスが乱立していますが、TOEFL対策としてお勧めするのが次の2つです。なお、これはアフィリエイトでもなんでもなく、純粋に私自身が受講してお薦めできるものを記載しています。
まず初めのお薦めは、マイチューターです。
TOEFLと同様の形式で問題演習→フィードバックを繰り返してくれます。とにかく形式に慣れ、時間管理の感覚を体で覚えていくにはもってこいです。講師の質には差があるように思われますが、自分なりの課題を持って取り組めば大きな問題ではありません。
模範解答も示してくれるので、自分に足りない表現はどんどん盗んで、表現の幅を広げていけます。
なお、予約の時間が限られていること、講師がネイティブでないことがマイナスポイントです。
次にお勧めするのが、CMでもお馴染みDMM英会話です。
このサービスの良いところは、とにかく予約が簡単に取れて、いつでもどこでも手軽にレッスンを受けることができます。また、(追加料金がかかりますが)ネイティブスピーカーのレッスンを受けられるのも大きな魅力です。
TOEFLとの関連性でいうとマイチューターには劣りますが(TOEFL教材もありますがあまり質は良くないです)、スピーキングの問題研究よりもまずは英語で話すことに慣れたい、という初級者はこちらだけで十分かも知れません。
私の両サービスの使い方は、次のとおりです。
まず、DMM英会話のネイティブプラス(ネイティブスピーカーと話せるコース)を使って、毎朝始業前に必ず30分、アウトプットの時間を作ることを習慣化しました。目的は、とにかく英語で考えて英語で話せるようになること、ネイティブライクな発音とイントネーションを身につけることです。
次に、TOEFLの試験の2週間前になったら、マイチューターのレッスンを集中的に入れて、とにかく問題になれます。DMM英会話でスピーキングの基礎はできているので、これをTOEFLの時間感覚に調整しつつ、有用な表現も学んでいきます。
この両サービスの併用によって、13点だったスピーキングをわずか数ヶ月で22点まで上げることができました。またネイティブと会話し続けた副次的効果として、リスニングも24点まで上がりました。
オンライン英会話、TOEFL初級者ほど効果は大きいと思います。是非お試しあれ!
以上