TOEFL受験戦略(総論としての単語学習)
TOEFLには苦しめられました。留学準備を進めるよう指示を受けて初めて受けた時の点数は50点台。名門校はおろか、LLM留学に最低限必要と言われている80点でさえ、蜃気楼のように思われました。
ここから最終的に95点を獲得するまでの戦略は、単語、単語、そして単語です。
フルボッコにされた初受験、兎にも角にも知らない単語が多すぎました。最初のリーディングセクションで、心が折れたのをよく覚えています。
単語のレベルには、「読んでわかる」<<「聞いてわかる」<<「書くことができる」<<「話すことができる」の4段階あると思っています。例えば、Love という単語は読んでも聞いても分かるし、書くことも話すことができる人は多いと思います。では、dormantという単語はどうでしょうか(TOEFL必須単語です)。おそらく上記4ついずれも満たさない方がほとんどだと思います。このdormantのような単語を、できる限り多くloveのように使いこなせるレベルまで持っていくのがここでの作業です。TOEICのように「聞いてわかる」レベルで止めてはいけません。
このように、私の初期的な戦略はリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングを別々に対策するのではなく、語彙力をとにかく広く深くしていくものです。
具体的には、以下の単語帳をひたすら回していました。
90点レベルにおいて、少なくともランク2までは、上記の「話すことができる」レベルまで持っていけるようにします。ランク3は「聞いてわかる」まで、ランク4は「読んでわかる」までのイメージで良いかと思います。
ここまでくれば、あとは問題練習あるのみです。形式に慣れれば、80点はそう時間をかけずに到達するはずです。その後、各セクションの苦手分野を克服することで90点に届くようになるでしょう。
その他、各セクション対策は別の記事でご紹介したいと思います。
以上