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探偵マリコの生涯で一番悲惨な日

鑑賞:2023年7月@テアトル新宿

雑が楽しい。

あえて表現すると、まったくもって見る必要もなければ人にススメる気も起きないのですが、嫌いになれない作品。

笑っていいのか悩むところが多々あります。雑なFBIは笑って良かった。そもそもオープニングシーンで、真面目に観るんじゃないぞ、と忠告してくれているのですが、もうちょっとハッキリ見せつけて欲しい。なにか間違えてるのか狙ってるのか、なんとも言えないです。真面目にやったほうが笑えて楽しいと思って作っておられるのでしょう。正しいと思いますけれど、もうちょっと露骨に忠告してほしかったです。

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日@テアトル新宿

さっそく北村有起哉さん笑えないのが困ります。笑えるシーンにしたつもりのところとか、トーンはずしてる気がします。もったいない。

総じて、やりたいようにやった作品。観客楽しませたい度合は、ちょっとす少な目かもしれません。でも、そういうシーン良いよね、コントで作ってみたいよね、みたいな魅力があります。

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日@テアトル新宿

▲売れっ子、伊藤紗莉さん主演の「獣道」。


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