とりつくしま
鑑賞:2024年9月@新宿武蔵野館
おそらく見る人を選ぶ作品。
丁寧で質の良さがそこかしこに溢れています。ただ、設定と構成、表現したいトーンは受け止められる、いや、受け止めたいのですけれど、これはなかなか入っていけませんよ。この作品の良さは、楽しいでも面白いでもないと思います。かなり大人の人生観を持っていないと受け止められない。ハイソとかではなく、日常を走馬灯的に見ると、どんな感情になるのでしょう、そういう作品です。
昭和世代が国語の時間に教科書を開いたら載っている、ワビサビのあるオムニバス。Eテレです。
少し余裕がないタイミングで視聴したため、あまり入っていけませんでした。
この作品を製作し、上映する方々のパワーに敬意を持ちました。
▲まだ未見ですが、東かほり監督作品です。