【海外旅行記|DAY1|フランクフルト経由で飛行機に】女3人気ままなポルトガル旅を振り返ってみた【交通費ちょうだい男に遭遇】
さて。2019年12月、5泊6日のわくわく旅行の始まりです。
DAY1−2は動画にまとめてありますので、どうぞご覧ください。
飛行機の楽しみは機内食&エンタメ
旅の始まりはセントレアです。
12月に入ろうとする頃で、各航空会社のカウンター上の忍者たちもサンタ仕様になっていました。
いつもヨーロッパ行きはセントレアから飛び立つ民としては、この忍者さんたちを見ると一気に「いってきます…!」と高揚感と身が引き締まる思いにかられるのです。
中部→ポルトは当時も直行便がなく、フランクフルト乗り換えで合計20時間かかりました。
乗り込んですぐにお昼ごはんです。
エコノミーのテーブルはとても小さいので、いつも机の上でパズルのようにお皿をカチャカチャとしてしまいます。
カトラリーも取らなきゃいけないし、スマホも充電しているしイヤホンのコードも繋がっているしで毎度わたわたしますが、それもまた醍醐味。
意外と品数が多くて満足感が高いです。
エンターテインメント画面、ドイツを感じる項目がありました。
ベルリンの壁崩壊にまつわるお話…忘れてしまいましたが映画でしょうか?ドキュメンタリー?
ウェス・アンダーソン監督の好きな映画があったのでこちらを鑑賞。
犬ヶ島は監督の日本愛と犬への愛の詰まった作品です。
映画内に出てくる日本語のフォントが逐一どこか違和感のある字体で
そこがクセになります。メガ崎市、住んでみたい。
フライト時間が長いので、最後の方に軽食も出ました。
スタバのサンドイッチにありそうな感じ。
正直なところずっと座っているのでお腹はあまり空きませんが、機内食は断らずにぜんぶいただく派です。
フルーツが3種類もうれしかったな〜!
ごちそうさまでした。
フランクフルトでトランジット
長いようであっという間のフライトを経て、フランクフルト空港に到着しました。
ヨーロッパはすでに夕方です。
旅の初日はアドレナリンが出まくっているので、空港内を散策します。
せっかくだからやっておきたいこと。
「フランクフルト空港でフランクフルトを食べる」
これは日本人でなくても世界のみんながすることなのかな?
旅行っておやつに次ぐおやつで、今が何食目かわからなくなってしまう。
ポルト行きの飛行機の出発は夜です。
外から乗り込むタイプの飛行機は、外気のにおいが肺いっぱいに入ってくる感じがして異国に来たぞ!という気分になるので大好きです。
そしてやっとポルトに着きました。
空港から宿泊先のアパートの最寄駅(Marqués)まで、地下鉄で向かいます。
交通費ちょうだい男が出現
この券売機のところでプチトラブル発生!
イラストにしたのがありました。
見るからに軽薄な大学生くらいの若い男性が話しかけてきて、
「帰りの電車賃がなくなっちゃったから貸して〜」と言ってきたのです。
アジアから降り立ったばかりの観光客である私たちは一気に身を縮こまらせつつも、
こんなに身綺麗で2ユーロも持ってないなんて絶対におかしいでしょ…!という強い思いで無視を決めこみ、そそくさと改札を通過したのでした。
困ったような笑みを浮かべ、周囲をうろつかれましたが幸いそれ以上のコンタクトはなし。
人気のある場所だったので落ち着いて対処できたものの、初日にこれは怖かったです。
そんなこんなで電車内は落ち着いて、マルケス駅につきました。
先ほどの一件で、ポルトってもしや治安があまりよくない…?と疑心暗鬼になりかけていました。しかしその不安はものの一瞬で払拭されます。
ものの2秒の気遣い
マルケスの駅に着いた瞬間、今度は気難しそうなおじさまが無言で私たちをじっと見つめながら別の遠くを指さして示してきました。
おじさまが指し示す方を見ると、そこには改札階につながるエレベーターが。
大きなスーツケースを転がす私たちに、エレベーターの場所を教えてくださっていたのです。
何てやさしい…見ればわかるのに、見ればわかるものこそ、あえて手を差し伸べてくれるところにあたたかさを感じました。
あの時のおじさま、本当にありがとうどうかお元気で。
宿泊先のアパートは駅から歩いてすぐのところにあり、私たちはBooking.comのアプリ経由でオーナーの方とやり取りしつつ、建物の前で待ち合わせました。
夜も遅かったのにオーナーのお兄さんは明るく親切に対応してくださり、鍵の受け渡しだけでなくポルトのお散歩マップまで下さりました。
楽しい旅行になるといいねと笑顔で言ってくれたことを覚えています。
2ベッドルームに2シャワールーム、キッチンにリビングと、充分すぎるファシリティーに大満足でした。
翌日トラブルが起こりますが、それはまたの機会に…
翌日は街歩き健脚コースの予定だったので(というかこの旅は全編が健脚コースでした)、早めに休むことにしました。
観光するのも楽しいですが、初日の宿に着くまでが1番テンションの上がるパートかなと思います。
この勢いで色々思い出していくぞー!
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