【タイ航空/ビジネスクラス体験記】タイに入国しました【A350−900】
先日無事にタイに入国し、夫との再会を果たしました。
3ヶ月ほど離れていたので、とても長かった…
会社のご厚意で今回はビジネスクラスを利用させていただけたため、感想を残しておきます。
夫と出会う遥か前に、手慰みに【死ぬまでにやりたい100のこと】をリストアップしたことがありました。
渡航前の実家整理で偶然それを見つけたところ、最後の方に「ビジネスクラスに乗る!」と走り書いてありました。当時を思い出すに、書き始めると意外と60個ほどで筆が止まり、数合わせのように書いたものだったと思うのですが…。
ひょうたんから駒、願えば叶うこともあるものですね。
なんでも口に出しておこう。
私が今回のビジネスクラス経験で最も強く感じたのは、「ストレスフリーに全振りしている」ということです。
座席の広さ、きめ細やかなサービス、豪華なお料理など、とかくラグジュアリーな面に目をいかせがちだったのですが、実際に乗ってからは、とにかくマイナス面を除去することに尽力されたサービスを受けられたな、という印象でした。
チェックイン〜ラウンジの様子
まずチェックイン。当然ながらカウンターは分かれており、開始時間を逆算して並んで待つことも必要ありません。
機内預け荷物は40kgまで可能でした。
保安検査場を抜けると、ラウンジが利用できます。
(クレジットカードや利用航空会社によるので、こちらはビジネスに限ったことではありませんが…。)
中部国際空港にて、初のラウンジに心が躍ります。
ビュッフェのようにたくさんのお料理が並んでいました!
しかしながら、旅行ではなく引っ越しといういつもと違う心持ちから、緊張して何も食べられません。
悔しいのでバタークッキーを2枚いただきました。
離陸してシートベルトサインが消えた途端に機内食だったので、結果オーライでした。
座席・設備の様子
今回わたしが利用したのはエアバスA350-900という機体でした。
ボーディングタイム通りにさっそく機内に乗り込みます。搭乗もすんなり。
これこれ!いつも横を素通りするだけだったので感動です。
タイ航空はテーマカラーがわたしの好きな紫色であることもあって大好きです。
通路を挟んでお隣はこんな感じ
このスペースは荷物入れにも、足を伸ばすのにも使えます。
座席はボタン操作でフルフラットになりま。各席の壁面は壁になっているため、後ろの人を気にして「倒していいですか?」ということもありません。
リクライニングのボタンは私の頭ではピクトグラムで読み取りきれず、結局活かしきれませんでした。しかし、オーダーメイドのリラックスシートが作れるという点ではこちらもホスピタリティがすごい。
私が最も感動したのは、こちらのヘッドフォン!
ひとたび装着すると、飛行機に乗っていることを忘れるほどのノイズキャンセリングです。
冗談抜きで静寂に包まれるので、寝る時も耳栓がわりにずっと着けていました。
スリッパはビジネスホテルでもらうような、いわゆる使い捨てのもの。
いつものくせでスリッパを持ち込んでいましたが、ありがたく使わせていただきました。
旅行のあとに折りたたみスリッパを洗うのも毎度の手間だったので、ここでもストレスマイナス1。
コンセントもばっちり。画面のUSBポートと合わせて、充電も心配ありません。
アメニティたち
アメニティはこちらのポーチに。
3ヶ月前に渡航した夫のものと色違いでした。
ラインナップはこちら。
日中6時間のフライトで使うものはほとんどなかったのですが、乾燥したのでハンドクリームは少し使いました。いい香りだった!
3ヶ月前のものにはなんとSIMカードまで入っていたのですが、今回のものには入っておらず。
離陸前には、おしぼりとタマリンドティーをいただきました。
タマリンドは東南アジアのフルーツで、酸味と甘味が独特ですが、果物にはめずらしくカルシウムが含まれているそうです。
お酒の飲める方にはシャンパンもあったよう。私もせっかくだからお酒飲んじゃおう!と意気込んでいましたが、緊張して前日2〜3時間しか眠れなかったので大事をとってやめておきました。
このあと「アイスティーください」とお願いしたところ、「はい、タマリンドティーです!」と持ってきていただいたので、アイスのブラックティーは載せていなかったのかもしれません。ほんのり甘くておいしかったです。
機内食
さて、離陸早々のランチタイムです。
まずはミックスナッツ。塩気が効いていて美味しい。
お次は口どり。
えびのマリネのようなものプルーンとクリームチーズのタパスのようなもの。
さっぱりしていました。
お次は前菜。
個人的にはこちらが1番おいしかったです!
サーモンとクリームチーズとディルが合っていて、一瞬でなくなりました。
私の利用した便ではPre-selected meal(料理の事前指定)ができなかったようで、メインはその場で選択しました。
ビーフカレーorサーモンステーキ。
カレーはからい?と聞いたところ、辛くて甘いよ!とのことだったので、日和ってサーモンステーキに。サーモン被りですが、仕方ない。
肉厚ジューシーで、クリームソースとも合い、おいしかったです。
まだまだ続きます。チーズ&フルーツ。
ワインを飲む人には絶好のお供かも。
デザートにはガトーショコラとコーヒー。
コーヒーのマグが大きくて幸せ。ケーキには花びらと金箔が!
ここで消灯となりましたが、さらにアイスクリームとマンゴタピオカのデザートもいただけました。タイらしさ満開。
こちらのチョコレートは、タイ航空63周年限定パッケージのようです。
まだ食べていませんがおいしそう。
エンターテインメント
機内のエンターテインメントには、タイ料理の紹介やレシピがあって眺めていました。
おわりに
到着寸前、乗務員さんが2人1組で座席をひとつずつ周りながら、両手を胸の前で合わせるワイで挨拶をして下さりました。
到着後のイミグレーションも、一般レーン、タイ人レーンの横にあるFast Trackを利用でき、一瞬で出ることができました。
もちろん普段は一般レーンなので、数十分〜1時間コースを想定しており、むしろ心の準備が追いつかないほどでした。
乗る前は、べらぼうに高くて権威的で、キラキラしたビジネス!というイメージがどこかにありましたが、いざ利用してみると、一連の搭乗体験の中からストレス要素を随所で取り払った、ホスピタリティ溢れるサービスだったんだなと、イメージが変わりました。
自発的にはなかなかできない貴重な経験ができたことに、改めて感謝したいなと思います。
今後も旅行のまとめや、タイ生活の思い出を綴っていけたらなと思います。
(ポルトガル旅行まとめを始めた矢先の海外引越しなので微妙なタイミングでしたが…)
よろしくお願いいたします!