歴史嫌いが世界史マンガを読み始めたら

結論からいうと、
40歳過ぎてから、今まで苦手だったものに手を付けると、新しい発見ばっかりで楽しいよ。ということ。これな。


社会科で日本史も世界史も苦手だった。
日本史でいうと、鎌倉時代から大正時代までスコンと抜けている。
大学受験では地理をとり、予備校で週に3コマ受講するほど楽しかった。おかげで、初対面の人とも出身地を聞けば、名産品や地形などで話すきっかけができるし、旅先でも、名産品、地質、植生など、教科書に載っていたものを実際に見れて感動する。

映画やドラマ、本を読むのも好きだ。
大河ドラマではおおまかな歴史の流れも、人物名もほぼ覚えていないし、海外の映画や小説も基本知識すらないから、理解が浅くついていけない、十分に楽しめないと思うことも多くて、なんだかもったいない気がしていた。

そこで40歳を超え、苦手なもの克服キャンペーンとして、学ぶ機会を設けることにした。小中学生向けレベルの歴史マンガでざっくり読んでみては?と思い、アマゾンやメルカリをチェック。

まずは日本史。縄文時代から昭和までが上下巻だけで読めてしまう!(メルカリで買ったのでリンクが見つからず、こっちは三巻)
こんなざっくりしたものでも、大河ドラマのあのシーンはここか!という箇所が何か所もあった。でも、またすぐに忘れてしまうから、年に一度は読み返そうと思っている。

そして、世界史。
これはなかなか手ごわい。しばらく手を出せずにいたのだけど、映画「エターナルズ」を観て焦ったのです。人類の歴史を振り返るシーンで、土偶がチラっと出てきたのだけど、、、あ!土偶って、縄文時代や弥生時代って、日本特有のものなのか!と。(地球上全部おんなじ歴史だと思ってた)

それから速攻で世界史マンガを探し、図書館で予約。
パラパラと呼んでも流れがわからないので、週末に一気に読んでいる。

今は5巻で11世紀。十字軍、なんか聞いたことあるなレベル。
すでに読み終わった4巻まででも、たくさんの驚きがあった。

テレビ番組名、音楽の歌詞、ドラマや映画の中に出てきた名称がどんどん出てきた。

「カンブリア宮殿」のカンブリアは時代名。
「エターナルズ」に出てきたバビロン、レピッシュの曲名でしか知らなかった。
電気グルーヴの曲に出てくる「死者の書」、ドラマ「SPEC」に出てきた「ファティマ」、テレビ番組名だった「カノッサの屈辱」、「ギルガメッシュ」他。

読めば読むほど出てくる。
40過ぎてこんなに知らないことがたくさんあるのが衝撃的だ。
理解はできなくてもざっくりとでも流れを知って、興味がある地域や時代を深堀していけるようになれたらいいなー。
引き続き残り10巻、ぼちぼち読んでいこう。



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