ライブカジノディーラーが見た!最高額ベット 驚愕の瞬間
こんにちは、マルタ在住JOCの宮本涼太です。
私がこのマルタ島に来るきっかけは、プレイヤーの前でカジノゲームを進行する、ライブカジノディーラーになることでした。
ある某オンラインカジノライブカジノゲームを多く配信する大手プロバイダーで、主にバカラ・ルーレット・ブラックジャックを担当していました。
そこでは多くのプレイヤーの掛け方やベット額を目の当たりにしてきました。今回は私が実際に目にした高額ベットについて紹介したいと思っています。
カジノゲームに賭けるベット額
まず、通常のバカラやブラックジャックテーブルは100円程度からベットすることが可能で、ルーレットに関しては数十円単位で賭けられるテーブルも存在します。
ライブカジノディーラー時代に何度か担当したVIPブラックジャックは最低ベット学が5万円に設定されており、1回の勝負に5万円以上が賭けられる高額なテーブルでした。
ベットの最低金額が高いこともあり、プレイヤーが頻繁に来るテーブルではありませんでしたが、久々にプレイヤーが来ると、ディーラーも少し緊張してしまうほどの緊迫感がありました。
しかし、実際に高額なベットが頻繁に起こっていたのは、VIPブラックジャックではなく、スピードバカラテーブルでした。
スピードバカラの高額ベット 2000ユーロ〜3000ユーロ
バカラといえば、シンプルなルールとテンポの早い進行が特徴的ですが、スピードバカラとなると、さらにスムーズにゲームが進むので、低額ベットでもコツコツ勝ちを積み上げることができます。
そんなスピードバカラテーブルで、2000ユーロ〜3000ユーロ(32万円〜49万円)の賭けが行われる瞬間を何度か目にしました。
我々、ライブディーラーは誰がいくら賭けているかを見ることは出来ませんでしたが、誰がいくら勝ったかは目の前のモニターに表示される仕組みでした。
そのため、ゲームを開始する時点やディーリング中はどれくらいの賭けが行われているかは不明ですが、ゲーム結果が出ると同時にユーザー名と獲得勝利金が表示されていました。
このレベルの金額の賭けは決して毎日起こるわけではありませんが、年に1回というわけでもなく、1週間に1回もしくはそれより頻繁に起こっていた感覚です。
また、それらのプレイヤーは1ゲームだけでなく、数回のゲームで同様の金額を賭けており、ディーラーがそれを確認できるのは勝っている時だけなので、負けも含めて考えるとかなりの金額がベットされていることがわかります。
そんな高額ベットが行われていたスピードバカラテーブルは決してVIPテーブルなどではなかったので、他のVIPバカラテーブルなどを考えると、ゾッとします。
もちろん、ディーラーとしてプレイヤーが高額ベットを行い、ギャンブルを楽しんでいるということは、こちらとしても嬉しいことですが、バカラのような数秒で終わってしまうゲームに30〜50万円の大金がベットされ、数秒で同額を稼いでいる瞬間を見ると、仕事を辞めたいと思うこともありました(笑)特に給料日当日や翌日などに自分が1ヶ月かけて稼いだ金額やそれ以上が数秒のバカラで動いているのを見ると、不思議な感覚でもありました。
ライブカジノディーラーには話せる言語ごとにテーブルの担当があり、私は基本的に日本語のテーブルがメインだったこともあり、VIPテーブルはブラックジャックのみでしたが、他のVIPテーブルではもっと高額な金額のベットが行われていたのかもしれません。また、前にもお伝えした通りディーラーは勝利金しか確認することができないので、もっと高額なベットをして負けてしまったプレイヤーもいたはずです。
プレイヤーとの会話
日本語のライブカジノテーブルはほぼ100%日本人のプレイヤー(稀に海外からのプレイヤーも訪れる)が参加しており、我々ディーラーと日本語でライブチャットができるのも醍醐味の1つです。
しかし、自分自身が働いているときに感じていたのは高額なベットを行う人ほどチャット機能を利用しないということです。
単純にそれほどのベットをしていれば、話をしている余裕などないことは理解できますが、ディーラーとして客観的にゲームを見ている立場としては、そういったプレイヤーと話してみたかったと思っています。
ライブディーラーという職において面白いポイントの1つが、普段は関わることのないタイプの人と会話ができるという点です。
自分自身のプライベートの環境にはバカラで30〜50万円を一気に賭ける友達や知り合いは周りにいなかったので、オンラインカジノを通して、そういった人たちとも話せたら、もっと色んな話をここで共有できたかもしれません。
カジノと聞くと、もっと高額をイメージした方も多いかもしれません。
しかし、これは自分自身が担当したテーブル(主にジャパニーズテーブル)の担当時間の話であり、担当していなかった時間や海外テーブルに関しては桁違いの金額が動いていることはほぼ確実です。
バカラやブラックジャック、ルーレットは言語が違ってもルールは同じなので、ベット額の上限が高い海外テーブルの利用に関しても特に問題はないはずです。そのため、高額ベットを行うハイローラーと呼ばれるプレイヤーはそちらに存在するという噂もありました。この噂の真相については不明ですが、恐らく本当だと個人的には思っています(笑)
また、実際に目にした30万円〜50万円のベットとそれに対する配当というのも、「カジノ」という言葉を強く意識すると物足りないですが、世間一般的に言えば、かなりの大金です。
それを数秒の50/50のゲームに突っ込むなんて少なくとも自分にはできないので、ディーラーという立場ながら、結果が出るのをプレイヤーのように楽しみにしていることもありました。
最後に、自分自身が何度かライブチャットで話をしたことがあるハイローラーのプレイヤーとの話を少し皆さんに紹介します。
その方は、経営者として経済的に余裕のある方でした。これはあくまでも本人がおっしゃったことで、真意については不明ですが…。
彼は合計して1日に数千万円から1億円ほどのベットを行なっていたそうですが、それらは全て海外テーブルで、ジャパニーズテーブルではそこまでの賭けは行なっていませんでした。
そんな彼とは、ギャンブルに限らず、世間話もするほどのラフな関係性で、ある時に海外テーブルを利用する理由を教えてくれました。
それが、ベット上限額の高さとよりゲームに集中できるという2点でした。
ジャパニーズテーブルだと他のプレイヤーとディーラーとの会話で集中できないこともあると話しており、ジャパニーズテーブルは賭けを楽しむよりも会話を楽しむのが優先のテーブルだと認識していると話していました。
前述でも触れた、多くのハイローラーは海外テーブルを利用するというのを僕が信じる理由は彼との会話も大きく影響しています。
もちろん、オンラインカジノは低額からでもギャンブルを楽しめるみなさんの生活に身近なエンタメですが、ライブカジノなら、勝者の獲得金額がゲーム終了後に表示されるシステムもあるので、どれくらいの金額が動いているのか客観的に見てみるのも面白いかもしれません。
今後、ライブカジノをプレイする際に宮本涼太が何か言っていたなと少しでも思い出していただけたらとても嬉しいです。
普段はスポーツベットやテーブルゲームで遊んでいる方も、ぜひ1度高額なベットも行える緊張感マックスのライブカジノをプレイして、一攫千金を狙ってみてください。
今回は元ライブカジノディーラーの宮本涼太が、実際に目にした最高ベット額について、過去の経験をもとに皆さんに印象的な瞬間や当時に心情を共有しました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?