マガジンのカバー画像

つれづれ505

98
だいたい1記事1,000字くらいです. 頭の中にめちゃくちゃ漂っている言葉たちを文章にしておいておく場所です.
運営しているクリエイター

2023年6月の記事一覧

確かに再会の音がした

確かに再会の音がした

鈴のような,確かに再会の音がした.
誰かに会うために生きているわけではないけど,この再会に祝福の言葉を投げたい.

音のない言葉にメロディをのせたらみんなそれを歌だって言うんだから,もうそしたら僕はずっと適当に思いついた言葉に即興のメロディをつけて,なんだったらラララにメロディをつけて歌っていたい.そしたらみんなはそれを笑って一緒に歌えたらもっと良い.

僕らは時間も場所も違うところでたまたま交わ

もっとみる
ただ生きればそれで良いだろうに

ただ生きればそれで良いだろうに

正しく生きたいと思って、正しく生きられなかった時に責められる世の中になってしまっている。
「正しく生きなければ。」という、生きているだけで発生してしまっているプレッシャーに息切れをする毎日である。
世間で言われている正しさというものは、常識や普通と言った言葉に言い換えられると思う。多様性と言いながら常識から外れたものに石を投げる世の中になってしまっている。
レールから外れた時に、レールに戻る術が今

もっとみる
幸福と存在理由

幸福と存在理由

心臓が動いている。なので僕はきっと生きている。意思を持って、言語を持って、生きている。

この命はいつか終わりが来る。

終わりになる前にできることをやりたいと考えるのは恐らく普通のことだろう。

ただ、僕が生きる・死ぬ以前にこの星がいつか死ぬ。
そして宇宙も死ぬ。

そうなると僕が積み上げたと思っていた一瞬の煌めきも、長い歴史の中では塵のようなものだし、その歴史も終わってしまうのなら、今何か大き

もっとみる
n回目の誕生日でした

n回目の誕生日でした

来年のことを考えると、何回目の誕生日かを書くことを憚れた。
一人暮らしを始め、自立した生活となっている現在となっては、日々やらなければいけないことはある程度決まってきており、その中に生活がある。

小さな頃も特に大人に早くなりたいと思ったことはなかったように思うが(ポケモンのEDで「早く大人になりたいんだ🎵」のような歌があったのを唐突に思い出した)、きっと世間からみたらちゃんとした大人に見られて

もっとみる