派遣薬剤師の働き方を選ぶ人が多いワケ

薬局は超閉鎖的なコミュニティだ。

かかりつけ薬剤師の必要性が問われて久しい。

地域体制加算の算定要件として一年以上その薬局に在籍してることが条件の一つとなっている。

これが、薬局内の空気を滞らせている。

先に行っておくと地域に根付いたかかりつけの薬剤師を作ることには賛成だ。

しかし、地域体制加算を算定したいがために、薬局に良くない影響をもたらし続けるいわゆるお局(男性の場合もあるが表現がわからない)を残し続ける。

するとそのお局のウェットなやり方に耐えられない他の薬剤師が退職し、ドライな環境を求める。

そのために派遣薬剤師となるのだ。

派遣薬剤師は3000円を超える時給の案件も少なくない。

時給が高くなればウェットなお局の攻撃にもお金のパワーで耐えられる。

しかもどうしても無理なら、別の派遣に変われる会社もあるときく。

ここまでの条件ならもはや派遣で働くことのデメリットは殆どない。(コロナで状況は変わっている可能性はあるが)

上記が派遣薬剤師を多く生み出す仕組みなのだ。

何が言いたいのかというと。

派遣で働く人に関してはどうこう思わないが、長くお局を残し続けないと儲からない加算の仕組みには疑問がある。

一日でも早く若手薬剤師がお局にイジメられない日が来ることを願っている。




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