死にたいひきこもりが生活保護になってまで生きたいと思わない理由

一人のひきこもりの意見として聞いてください。

僕がXやnoteで就活で問題を抱えていることや将来不安などをポストしていると、生活保護を勧める人がいます。ただ僕は気が進みません。一言で言えれば、そこまでして生きたいとは思えない、ということです。

まず、生活保護には条件があります。はっきり言ってそれが面倒くさいです。支援はしてくれるのならしてほしいですが、それに条件を付けられるのはいろいろ面倒に思えます。最近も車の所有について裁判になっていましたが”これは贅沢だからしてはいけない”みたいな発想自体、人によって価値観が異なるもので、他人から指図されたいとは思えません。必要なもの、生きがいとなるものは人によって違う。ある人にとっては価値のあるものであっても、別の人にとってはごみ同然であるように、行政から条件を付けられるような生き方はしたくないし、したいと思える魅力があるものでもありません。

次に、今はひきこもり状態で、一人で食事を作るのは現実的ではありません。買い物しなければならず、その為に出かけること自体が億劫です。今の親がいる生活でも決して満足ではありませんが、生活保護に該当するような状況下では今以上に満足度が下がることが確実で、魅力的に思えません。

今のままのひきこもり生活が続けばいいと思ったことはないですが、生活保護に該当するような状況は今以上に生活の質が下がるのです

このまま生きていれば生活保護相当になるかもしれませんが、そういう状況になる前に死にたいって思うんです。

最後に根本的な話をしますと、そこまでして生きたいと思える社会ではありません。長期ひきこもりの人間が就職意欲があっても応募すること自体が難しかったり、面接で嫌な思いを何度もしたりして、就労意欲自体が下がっています。頑張ろうにも気持ちを認めてくれないのであれば、最初から頑張らなければよかったと思うくらいに。人を死にたいと思わせるような社会でわざわざ生きようとする意味を見出せません。毎年2万人も自殺しているのに、死にたい人の声を聴こうともしない社会にも希望が持てません。

生活保護制度自体にも問題があるし、社会自体にも問題がある。

まず生きたいと思える社会になってくれないとダメなんです。

サポステとの闘いで郵送代などが色々かかっています。親にはサポステに行っていることを内緒にしているため支援もなく苦しいです。少しで良いのでご支援していただけると嬉しいです。